「今まで通りの対応が可能でございます」とはどのように使用する?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「今まで通りの対応が可能でございます」とは?
「今まで通りの対応が可能でございます」という表現は、今までと同じように対応できる旨を相手に伝えて安心してもらう際に使用する言葉です。
会社組織の体勢が変わったり、営業担当者が変更になったときなどは、取引先の相手が、対応を変えなければならないかどうか不安に感じることがあります。
そのような顧客の不安に対して、これまでと同様の対応が可能な旨を「今まで通りの対応が可能でございます」という表現を用いて伝えます。
そのほか、会社の合併や事業承継等が行われたときなども、取引先としては、対応が変わるか心配することが想定されるので、「今まで通りの対応が可能でございます」と伝えます。
「今まで通りの対応が可能でございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「今まで通りの対応が可能でございます」という表現は、自社の担当者が変更になったときなどに、取引先の相手に対して使用することがあります。
メールで使用する場合には、新たに担当者になった際の挨拶の時に併せて「今まで通りの対応が可能でございます」と伝えるとよいでしょう。
使用する際の注意点としては、「今まで通りの対応が可能でございます」と伝えた後に、対応を変えてしまうことになると相手を失望させてしまうこととなります。
会話で使用する際は、担当者が変わった挨拶をする際にこの言葉を使うことで相手を安心させられます。
「今まで通りの対応が可能でございます」の正しい敬語表現
「今まで通りの対応が可能でございます」の敬語での表現としては、「今まで通りの対応といたします」といった表現ができます。
「今まで通りの対応が可能でございます」を使った例文
・『担当は変更となりましたが今まで通りの対応が可能でございます』
・『今後も引き続き今まで通りの対応が可能でございます』
・『ご迷惑をおかけしないよう今まで通りの対応が可能でございます』
「今まで通りの対応が可能でございます」の類語や言い替え
「今まで通りの対応が可能でございます」の類語や言い替え表現としては、「これまでと同様の対応を取らせていただきます」や「変わらなぬ対応といたします」などとなります。
まとめ
「今まで通りの対応が可能でございます」という言葉は、反復継続して取引する相手に使用する表現であり、営業担当者などは使用する機会があるでしょう。
正しい敬語表現等を覚えておくことで顧客の不安を解消することが可能となります。
相手も安心して継続取引してくれることでしょう。