「退職させていただく運びとなりました」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「退職させていただく運びとなりました」とは?
これは、退職することが決まった状況で使用される言葉です。
「退職」は「職を退くこと」を意味します。
これは、「仕事を辞めること」や「会社を辞めること」と同じ意味になるのです。
また、これを動詞のように表現する場合「退職する」という形にします。
ここでは「退職させていただく」と言い換えて、謙譲表現にしているのです。
なお、「運びとなる」は「そのように決まる」や「そのような進め方に決定する」という意味になります。
ここでは語尾を「なりました」にして、丁寧な言葉遣いにしているのです。
これらのことから、この言葉が、退職することが決まった状況で使用される言葉であると分かるのです。
「退職させていただく運びとなりました」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
この言葉をビジネスで用いる際には、どのような活用方法になるでしょう。
たとえば、会社を辞めることになったとします。
そのため、そのことを同僚に伝えようと考えたのです。
このような状況で、「3月末日を持ちまして、退職させていただく運びとなりました」と言うとよいでしょう。
これによって、会社をやめることに決まったと、相手に伝達できるのです。
この言葉を使うときは、「退職させていただく」の表現方法に注意するべきです。
これは「退職いたす」に置き換えて使用できます。
同じ意味でもシンプルに表現できるのです。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「退職させていただく運びとなりました」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に少し言葉を加えると、自然な表現にできるのです。
・『この度、退職させていただく運びとなりました』
・『3月末をもって、退職させていただく運びとなりました』
・『今月末をもちまして、退職させていただく運びとなりました』
「退職させていただく運びとなりました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「退職させていただく運びとなりました」の類似表現
これの類似表現として、「退職させていただくこととなりました」が挙げられます。
「運びとなる」と「こととなる」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「退職させていただく運びとなりました」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「退職いたす運びとなりました」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、退職することが決まった状況で、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。