「日程をご提示いただき誠にありがとうございました」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「日程をご提示いただき誠にありがとうございました」とは？
これは、日程を提示してくれた相手に感謝を伝えるための言葉です。
「日程」は「複数日にわたる予定」のような意味を持ちます。
また「提示」は「目の前に差し出して示すこと」の意味で用いられる言葉なのです。
また、これを「ご提示いただき」にすると謙譲表現になります。
このようにすると、自分の行為をへりくだって言い表せるのです。
なお、「ありがとう」は相手に感謝を示す言葉です。
ここでは語尾を「ございました」という形にして、丁寧語かつ過去形の表現にしています。
これらのことから、「日程をご提示いただき誠にありがとうございました」が、日程を提示してくれた相手に感謝を伝えるための言葉であると分かるのです。
「日程をご提示いただき誠にありがとうございました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスでこの言葉を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、ある顧客と日程調整していたとします。
すると、相手側から複数の候補日がメールで送られてきたのでした。
このような場合には、「日程をご提示いただき誠にありがとうございました」と述べるとよいでしょう。
これにより、日程を示してくれたことに対して、感謝を伝えられるのです。
この言葉を使用する場合には、「ご提示いただき」の使い方に注意しましょう。
これは、「ご提示くださり」で置き換える事が可能です。
この場合は、尊敬語の表現になるのです。
また、「提示してもらい」という形で、謙譲語を使わない表現にする方法もあります。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「日程をご提示いただき誠にありがとうございました」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、そのままでも使用できますし、少し言葉を加えてアレンジしてもよいでしょう。
・『日程をご提示いただき誠にありがとうございました』
・『先日は、日程をご提示いただき誠にありがとうございました』
・『この度は、日程をご提示いただき誠にありがとうございました』
「日程をご提示いただき誠にありがとうございました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語での言いかえを説明します。
「日程をご提示いただき誠にありがとうございました」の類似表現
この言葉の類似表現には、「日程を提示していただき誠にありがとうございました」があります。
「ご提示いただき」と「提示していただき」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「日程をご提示いただき誠にありがとうございました」の敬語表現
この言葉を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「日程をご提示くださり誠にありがとうございました」のように言いかえできます。
まとめ
このように、相手に追及を緩めてほしい場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
