この記事では「おかげさまですっかり回復いたしました」について解説をします。
「おかげさまですっかり回復いたしました」とは?意味
他人が助けくれたり親切にしてくれたりしたことで、あるいはある行動をしたことで状態がよくなったことを表しています。
「おかげさま」は、他人からの助けや親切に対して感謝の意を表す語です。
「すっかり」は、欠けているところがない状態になっていることを表します。
「回復」は、悪い状態になったものがもとの状態になることをいいます。
「いたし」は「いたす」のことで、「する」の謙譲語です。
「まし」は敬意を表し、「た」は動作や作用が過去に行われた意や完了した意を表します。
「おかげさまですっかり回復いたしました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、回復をしたことを報告する際に用います。
病気やケガなどで仕事を休んだ場合、心配をしてお見舞いをしてくれた人がいるはずです。
そういった人たちに対しては、回復をしたときに報告とお礼を伝える必要があります。
報告をしないと心配をかけ続けることになります。
また、お礼がないと失礼です。
そのお礼や報告の際にこういった言葉を用います。
お見舞いをしてくれた人がいなかったとしても、回復をしたことの報告はしておいたほうがよいでしょう。
「すっかり」なので、本当にもとの状態に戻ったときにこういった言い方をします。
完全ではない状態ならば「すっかり」は使用しません。
本当に状態がよいのだと聞き手は思い、こちらに多少無理な仕事を言い渡す可能性があります。
回復したばかりのころに無理をすれば、また体の調子を悪くしてしまう心配があります。
自分の体のことをよく考えて行動をしましょう。
頑張らなければと思うかもしれませんが、頑張りすぎには注意が必要です。
「おかげさまですっかり回復いたしました」を使った例文
・『おかげさまですっかり回復いたしました。もう大丈夫です』
「おかげさまですっかり回復いたしました」の返答や返信例
回復をしたことは喜ばしいことなので、喜びや祝福の言葉をかけるとよいでしょう。
本人はすっかり回復したといっていますが、まだ無理をさせてはいけません。
相手の状態を考えながら、仕事を行わせるようにするのが望ましいです。
この言葉とともにお見舞いのお礼の品が届くことがあります。
品物を受け取ったならば、お礼を伝えましょう。
まとめ
この言葉は、回復したときに伝えるものです。
お見舞いへのお礼は状態がよくなったことへの報告をする際に用います。
自分ではすっかり回復したと思っても、体に負担を与えてはなりません。
気をつけて行動をしましょう。