この記事では「確認不足でお送りしてしまい大変申し訳ございません」について解説をします。
「確認不足でお送りしてしまい大変申し訳ございません」とは?意味
確かめる作業が十分ではなかったため送ってしまったことへの謝罪の言葉です。
「確認」は、調べたり尋ねたりして、はっきりと認めることです。
「不足」は、十分でない、完全でないことをいいます。
「お送り」は「送る」の連用形の「送り」に「お」をつけて、敬意を表す言い方にしたものです。
動詞の連用形に「お」をつけて、その後に「する」を続けた形で、謙譲の意を表します。
「お送りし」の「し」が「する」のことです。
「大変」は程度のはなはだしいさまを表します。
「申し訳ございません」は、わびるときに用いる語です。
「確認不足でお送りしてしまい大変申し訳ございません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側の確認が足りなかったために、本来送らないものを送ってしまったときに用います。
たとえば、あいさつ文をA社に送るとします。
このとき、メールの送り先を十分に確認しなかったため、B社に送ってしまいました。
本来送るはずではないものを、間違って送ってしまったのです。
間違ったものを受け取った側は、困惑してしまうことでしょう。
送った側は迷惑をかけているので、謝罪をします。
この場合は、送った側からB社に対してこの言葉を伝えます。
あいさつ文ならば、間違えて送っても大きな問題にはならないことでしょう。
しかし、重要なデータなどを間違って送ってしまうと大変な事態になります。
そういったことがないように、物事を行う際には十分な確認作業を行うことが重要です。
十分と思っても見落としてしまいがちなので、時間をかけて丁寧に確認を行いましょう。
「確認不足でお送りしてしまい大変申し訳ございません」を使った例文
・『この度はご迷惑をおかけしました。確認不足でお送りしてしまい大変申し訳ございません』
「確認不足でお送りしてしまい大変申し訳ございません」の返答や返信例
許せる事柄ならば、許しの言葉をかけるとよいでしょう。
何かを送ったことを気にしているようですが、許しの言葉をかければ、相手の気がかりが減るはずです。
送られてきたものをどうしたらよいかは、相手に尋ねてください。
物の場合は、求められれば返送をしなければなりません。
こちらがもらってもよい物であれば、受け取っておきます。
まとめ
この言葉は、十分に確かめなかったばかりに、間違って何かを送ってしまったときに用います。
送るものによっては重大な事態になるので、送る前に十分な確認作業を行いましょう。