この記事では「貴社のますますのご発展をお祈りいたしております」について解説をします。
「貴社のますますのご発展をお祈りいたしております」とは?意味
あなたの会社がこれからどんどん発展することを応援している、といった意味です。
「貴社」は、相手を敬って、その人が属する会社を指す言葉です。
「ますます」は、程度がさらに増すことを意味します。
「ご発展」は「発展」を敬意を表す言い方にしたものです。
「発展」には、物事の勢いが盛んになること、物事が進んだ状態になることという意味があります。
「ご」をつけることで、その行為をする人に敬意を表す言い方になります。
「お祈りいたしております」は、応援や励ましをする際に用いる言葉です。
「貴社のますますのご発展をお祈りいたしております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、他社に対して用いるものです。
たとえば、他社のA社が30周年を迎えて、祝賀パーティーが開かれたとします。
この祝賀パーティーにB社のBさんが出席しました。
パーティーでは、あいさつをするのがマナーです。
BさんはA社の人にあいさつをすることにしました。
そのあいさつの中で、この言葉を用いることがあります。
個人に対する言葉ではなく、会社に対する言葉なので、パーティーなど人が集まる場では、その会社の代表となるような人にこの言葉を伝えます。
「発展」に似た言葉に「活躍」があります。
これは人に対して用いる言葉なので、会社に対しては「発展」を使います。
「お祈りいたしております」の部分は、「お祈りいたします」「お祈り申し上げます」とすることも可能です。
これらも敬意を表す言い方なので、失礼にはなりません。
「ますます」は漢字で書くこともあります。
漢字にすると「益々」です。
「益」を「ます」と読むのは音訓表にはのっていません。
「貴社のますますのご発展をお祈りいたしております」を使った例文
・『50周年おめでとうございます。貴社のますますのご発展をお祈りいたしております』
「貴社のますますのご発展をお祈りいたしております」の返答や返信例
お祝いの言葉とともにこの言葉を伝えられたなら、祝ってくれていることにお礼を伝えます。
会社がこれまで発展できたのは、他の人たちの力があったからのはずです。
それに対してお礼を伝えることも大切です。
感謝の気持ちを示すことは、これからも他社との関係を良好に保つことにつながります。
まとめ
この言葉は、会社がさらに発展することを応援する気持ちを込めて用いるものです。
「発展」に似た言葉に「活躍」がありますが、何に対して用いるのか違いがあるので気をつけてください。