「終日不在にしております」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「終日不在にしております」とは？
「終日不在にしております」は、一日中いないことを言い表した言葉です。
「終日」は「一日中」と同等の意味を持ちます。
つまり、「一日が終わるまで」の意味で、「終日」という言葉を使用できるのです。
また、「不在」は「いないこと」を意味します。
これを「不在にしている」とすれば、「いない」と同等の意味になります。
また、「している」を「しておる」にすれば謙譲語になります。
ここでは語尾に「ます」を加えて、丁寧な印象を加えているのです。
これらのことから、「終日不在にしております」が、一日中いないことを言い表した言葉であると分かるのです。
「終日不在にしております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「終日不在にしております」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、取引先から部長宛に電話があったとします。
しかし、部長は休暇中であり、オフィスにはいないのでした。
このような場合には、「部長の山田は休暇のため、終日不在にしております」と述べるとよいでしょう。
これにより、一日中いないことを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「不在にしております」の使い方に注意しましょう。
これは「不在にしています」と言い換える事が可能です。
この場合は、謙譲語を使わない表現になります。
また、「いません」や「おりません」に言い換えて使用する事も可能です。
このように、同じような意味でも言葉の使い方次第で印象が変化します。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「終日不在にしております」を使った例文
「終日不在にしております」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段に少し言葉を加えると、それぞれ違う印象の表現を作り出せるのです。
・『部長の山田は、終日不在にしております』
・『残念ながら、終日不在にしております』
・『あいにく出張中で、終日不在にしております』
「終日不在にしております」の類語と敬語での言いかえ
それでは「終日不在にしております」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「終日不在にしております」の類似表現
「終日不在にしております」の類似表現には、「一日中不在にしております」があります。
「終日」と「一日中」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「終日不在にしております」の敬語表現
「終日不在にしております」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「終日不在にしています」のように言いかえできます。
まとめ
このように「終日不在にしております」は、一日中いないことを言い表した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
