この記事では「この度はご丁寧にご指導いただき」について解説をします。
「この度はご丁寧にご指導いただき」とは?意味
今回は丁寧に教え導いてもらい、といった意味です。
「この度」は今回という意味です。
今行われている事柄や、行われたばかりの事柄を指します。
「ご丁寧」は「丁寧」を敬意を示す表現にしたものです。
「ご」をつけることで、その行為をする人に敬意を表す言い方になります。
「丁寧」は、細かいところまで気を配ること、行動や発言が礼儀正しく配慮が行き届いていること、またそのさまという意味です。
「ご指導」は「指導」をその行為をする人に敬意を表す言い方にしています。
「指導」は、ある方向に向かって教え導くことです。
「いただき」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。
「この度はご丁寧にご指導いただき」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、指導をしてもらったばかりのときに用います。
「この度」は、ある事柄が行われているときや、行われたばかりのときを指します。
そのため、指導をしてもらってから、あまり時間が経っていない場合に用いるのです。
指導をしてもらったときには、できるだけ早めにお礼を伝えることが望ましいです。
その場で伝えたり、当日中や翌日にメールで伝えたりします。
指導をするには手間がかかります。
時間や労力をかけて指導をしてくれるのは、ありがたいことです。
そして、指導をしてもらうことで、こちらは恩恵を受けているはずです。
そういったことに感謝の気持ちを示します。
そのため、この後にはお礼の言葉が続きます。
「いただき」の部分を「くださり」とすることもでき、この形でも敬意を表すことができます。
「この度はご丁寧にご指導いただき」を使った例文
・『この度はご丁寧にご指導いただき、ありがとうございます』
「この度はご丁寧にご指導いただき」の返答や返信例
感謝の気持ちを受け取っておきましょう。
まだ指導すべき事柄があるならば、今後もその人とかかわっていくはずです。
また指導をする機会があったらよろしく、という気持ちを伝えてもよいでしょう。
指導した事柄で特に重要な点、忘れないで欲しい点などを、もう一度伝えておく場合もあります。
何度か伝えておくことで、記憶に定着しやすくなります。
指導することは時間も労力も必要で大変かもしれませんが、大変であったということは伝えないようにしましょう。
まとめ
この言葉は、指導をしてもらったときに用います。
後にはお礼の言葉を続けます。
指導をしてもらうことで、自分が成長できます。
手間をかけて教えてくれているので、それに対してお礼を伝え忘れないようにしましょう。