「お引き取りいただきありがとうございます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お引き取りいただきありがとうございます」とは？
これは、途中から引き受けたり、その場を立ち去ってもらったりした場合に使える言葉です。
「引き取る」とは、「仕事を途中で引き受ける」や「その場を立ち去る」を意味する動詞です。
これを「引き取り」に言い換えれば、名詞のように扱える形になります。
ここでは「お引き取り」という形で接頭語を加え、丁寧な表現にしているのです。
また、「いただき」は「もらい」を謙譲語にしたものです。
そして「ありがとうございます」は丁寧語で感謝の気持ちを表したものになっています。
これらのことから、「お引き取りいただきありがとうございます」が、途中から引き受けたり、その場を立ち去ってもらったりした場合に使える言葉であると分かるのです。
「お引き取りいただきありがとうございます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスでこの言葉を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある仕事が上手く行かなくなったとします。
そして、その仕事を先輩が途中から引き受けてくれることになったのです。
このような場合には、「このような状態でお引き取りいただきありがとうございます」と述べるとよいでしょう。
これにより、途中から引き受けてもらったことに対して、感謝の気持ちを伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「お引き取りいただき」の使い方に注意しましょう。
これは「引き取っていただき」に言いかえ可能です。
また、「お引き取りくださり」や「引き取ってくださり」なども同じような意味で使用できます。
このように、敬語の使い方次第で印象の違う表現を作り出せます。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「お引き取りいただきありがとうございます」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、そのままでも使用できますし、少し言葉を付け加えてアレンジしてもよいでしょう。
・『お引き取りいただきありがとうございます』
・『このような状態で、お引き取りいただきありがとうございます』
・『当社要望に応じて、迅速にお引き取りいただきありがとうございます』
「お引き取りいただきありがとうございます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「お引き取りいただきありがとうございます」の類似表現
この言葉」の類似表現には、「引き取っていただきありがとうございます」があります。
「お引き取り」と「引き取って」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「お引き取りいただきありがとうございます」の敬語表現
この言葉を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「お引き取りくださりありがとうございます」に言いかえできます。
まとめ
このように「お引き取りいただきありがとうございます」は、途中から引き受けたり、その場を立ち去ってもらったりした場合に使える言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
