「ご一緒します」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「ご一緒します」とは?
はじめに「ご一緒します」の意味を解説していきます。
この表現は、丁寧な言葉で、敬意が含まれているようにも感じます。
しかし、実際にビジネスの現場で使用するのは控えたほうが良いでしょう。
目上の人やお客様に対して使用する場合は「ご一緒いたします」と言い換えるのがベターです。
もちろん、「ご一緒します」で十分意味が通じますし、相手もなんとも思わない確率が高いでしょう。
しかし、正確な表現を心がけるのであれば「ご一緒します」は使わないほうがベターだと言えます。
「ご一緒します」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「ご一緒します」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが部長からランチに誘われたとします。
このような場合には「ご一緒します」と返答できます。
しかし、より正しく相手に対する敬意を含めるのであれば「私もご一緒いたします」とするのが正しいでしょう。
この言葉を使う場合の注意点は、明確な誤りとも言い切れないことです。
目上の人から見た場合に「ご一緒いたします」よりも、「ご一緒します」のほうが素直な表現に聞こえることもあるのです。
そのため、あなたのキャラによっては、上手に使いこなせる可能性もあるのです。
「ご一緒します」を使った例文
ここでは「ご一緒します」を使った例文を挙げていきます。
例文として挙げましたが、万全を期すなら「ご一緒いたします」や「ご同行いたします」で言い換えるのが無難な使い方と言えるでしょう。
・『途中までご一緒します』
・『私もご一緒します』
・『午後からでしたらご一緒します』
「ご一緒します」の類語や敬語での言いかえ
それでは「ご一緒します」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「ご一緒します」の類似表現
まず「ご一緒します」の類似表現について解説します。
「ご一緒します」は「ご同行します」と言い換えられます。
概ね同じ意味であるため、同様の使い方ができます。
「ご一緒します」の敬語表現
つぎに「ご一緒します」を別の敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「ご一緒いたします」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「ご一緒します」という表現は、特に違和感なく使える丁寧語です。
しかし、正しく相手に敬意を伝えるためには使用しないほうがよいと言われる表現でもあるのです。
正しい使い方とともに、しっかり覚えて使い分けることをおすすめします。