この記事では「お時間を頂戴してしまい申し訳ございません」について解説をします。
「お時間を頂戴してしまい申し訳ございません」とは?意味
時間をもらってしまってすまない、という意味です。
相手の時間を奪ってしまったことに謝罪をしています。
「お時間」は、相手を敬ってその空き時間をいう語です。
「頂戴」は、もらうことをへりくだっていう語になります。
「しまい」は「しまう」のことで、そうするつもりはないのに、ある事柄が実現する意を表します。
「コップを落としてしまった」のような使い方をするものです。
「申し訳ございません」は、詫びるときに用いる語です。
「申し訳ない」の「ない」の部分を「ございません」として、丁寧な表現にしています。
「お時間を頂戴してしまい申し訳ございません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、相手の時間を奪ってしまったときに用います。
たとえば、AさんとBさんが、これから一緒にある事柄を行うとします。
1時間で終わる予定だったのですが、Aさんの不手際によってその物事が終わるのが1時間を過ぎてしまいました。
順調に進んでいれば1時間で終わったものの、Aさんの側の問題によってBさんの時間を奪ってしまったのです。
Bさんにもやるべきことがあり、この後にも予定があるかもしれません。
貴重な時間を奪ってしまったのは、申し訳ないことです。
このような場合には謝罪をするのが望ましいです。
その謝罪の言葉として用います。
謝罪をする際には誠意を見せることが大切です。
対面であれば声のトーンや態度で誠意を見せることができますが、メールではそれができないので、文章に工夫が必要です。
こちらの非を認め、謝罪の言葉を伝えます。
「お時間を頂戴してしまい申し訳ございません」を使った例文
・『お時間を頂戴してしまい申し訳ございません。
今後は○○をするように努めてまいります』
「お時間を頂戴してしまい申し訳ございません」の返答や返信例
謝罪をしており反省しているようなので、謝罪を受け入れることになるでしょう。
「気にする必要はない」という意の言葉を伝えれば、相手は気持ちが軽くなるはずです。
時間を与えたことで大きな損失がでているときには、簡単には許せないことでしょう。
その場合は補償を求めることになります。
補償が必要なときには、何をして欲しいのか具体的に伝えます。
しかし、そのような事態は少ないはずです。
まとめ
この言葉は、相手の時間を奪ってしまったときに用います。
貴重な時間をとってしまえば迷惑をかけるので、謝罪をするのが望ましいです。
誠意をもって対応をすれば、許してもらえるはずです。