「以下の変更を承ります」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「以下の変更を承ります」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「以下の変更を承ります」について解説をします。

「以下の変更を承ります」とは?意味

これより後に述べている通りに変えることを受け入れます、といった意味です。

「以下」は、それより後に述べることを意味します。

この言葉の後に書いたり、伝えたりする事柄を指します。

「変更」は、定まっていた事柄を変えることです。

今の状態や予定していた事柄を変えることをいいます。

「承り」「承る」のことで、「聞く」「引き受ける」「伝え聞く」「受ける」の謙譲語です。

この場合は、「受ける」という意味で用いています。

「ます」は敬意を表す語です。

「以下の変更を承ります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、変更を受けつけたことを知らせる際に用います。

変更を受け入れますという意味です。

この言葉の後に、どのように変更をしたのか、何を受け入れるのかが述べられます。

宿泊施設の予約のことで説明をします。

あるお客さまは、10月1日の予約をしていました。

しかし、都合が悪くなったようで、10月8日に予約を変えて欲しいとお願いをしてきました。

8日は予約が空いているので、予約日を変えることはできます。

そこで、宿泊施設側はお客さまの要望を受け入れることにしました。

その際に「要望を受け入れます」「このように変更します」という意を伝えるために、この言葉を用います。

変更内容を伝える際には、変更前と変更後がわかるような伝え方をします。

また、この言葉は「変更が可能である」とあらかじめ知っておいてもらうために用いるものではありません。

ホームページの「よくある質問」で、「変更できますか」という問いへの答えとして用いるものではないのです。

変更の申し出をされ、それを受け入れる際に用いるものです。


「以下の変更を承ります」を使った例文

・『予約について、以下の変更を承ります』

「以下の変更を承ります」の返答や返信例

この後に変更内容が述べられるので、内容を確認してください。

内容に間違いがあったときには、連絡をして間違いを指摘します。

早めに連絡をしないと、間違った内容が確定されてしまうので、この言葉を伝えられてからすぐに間違いを知らせるようにしましょう。

内容に間違いがなかったときは、返答を求められていないなら、何もする必要はありません。

返答を求められているときには、「間違いありません」のような言葉を返します。

こちらがお願いをして変えてもらうので、お礼を伝えるのが望ましいです。

まとめ

この言葉は、変更を受け入れた際に用います。

相手からある事柄を変えて欲しいと求められ、それを受け入れる際に用いるものです。

「以下」なので、変更内容と一緒にこの言葉を伝えます。