「メモのご用意をお願いできますでしょうか」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「メモのご用意をお願いできますでしょうか」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「メモのご用意をお願いできますでしょうか」について解説をします。

「メモのご用意をお願いできますでしょうか」とは?意味

何かを書きとめるための紙を用意してもらえますか、といった意味です。

「ご用意」「用意」を敬意を示す表現にしたものです。

他人の行為を表す語に「ご」をつけると、その行為をする人に敬意を表す言い方になります。

「お願い」「願い」の謙譲語・美化語で、こうして欲しいと人に頼む意です。

「でき」「できる」のことで、それをする能力や可能性がある意や、許される意を表します。

「ます」は敬意を表します。

「でしょか」「だろうか」の丁寧な表現です。

「メモのご用意をお願いできますでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、大切なことを伝える際や、長かったり複雑だったりして覚えるのが難しい事柄を伝える際に用います。

問いかけの形でお願いをしています。

このような伝え方をすると、柔らかな印象になります。

「メモをご用意ください」も同じような意味です。

しかし、命令をしているようで、相手を不快にさせる可能性があります。

たとえば、ある店に、店への行き方を教えて欲しいという電話がかかってきたとします。

一言で伝えるのは難しいです。

複雑な説明になるので、覚えてもらえるように紙に書いておいて欲しいです。

そこで、店への行き方を伝える前に、書くものを用意しておいてもらうことにしました。

その際にこのような言葉を用います。

また、電話をした際に用事のある人がおらず、伝言を残したいときにも用います。

伝言を残したい側がお願いをしなくても、相手はメモを用意することが一般的です。

しかし、複雑な伝言になる場合は、こちらからメモのお願いをします。


「メモのご用意をお願いできますでしょうか」を使った例文

・『ご説明をいたしますので、メモのご用意をお願いできますでしょうか』

「メモのご用意をお願いできますでしょうか」の返答や返信例

何か書くものを用意しましょう。

紙とペンを手元に持ってきます。

自分で書いたものを読めるようならば、どのような紙でもペンでも構いません。

用意できたなら、「用意できました」などの言葉を返します。

この後に何かが伝えられるので、それを書きとめます。

覚えるのが難しい事柄であったり、重要であったりするため、書きとめる必要のある事柄です。

相手の話を聞いているだけでなく、紙に書くようにしましょう。

まとめ

この言葉は、問いかけの形でメモの用意をお願いしています。

穏やかなお願いの仕方です。

こちらがお願いをしなくても、メモを用意してくれることもありますが、大切な事柄を伝えるときには、メモの用意をお願いするのが望ましいです。