この記事では「確保」について解説をします。
「確保」とは?意味
確かに手に入れること、失わないように手にすること、人の体をしっかりとつかまえること、という意味です。
「確」ははっきりしていて間違いがない、かたい、しっかりしているという意味を持つ漢字、「保」はしっかりと持ち続けるという意味を持つ漢字です。
このことから「確保」には、しっかりと持つ、確かに手にするという意味があることがわかります。
「確保」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側があるものを確実に手にしたときや、聞き手にあるものを確実に手にして欲しいときに用います。
飲食店の予約のことで説明をします。
接待をするための飲食店を予約することになりました。
この会場がよいと決めたのですが、その飲食店は予約をとることが非常に難しいといわれています。
それでも、この飲食店を利用したいです。
そこで、部下が一生懸命頑張ってみることにして、何とか予約をとることができました。
このことを上司に報告をします。
そのときに「予約を確保できました」のような使い方をします。
今度は別の事柄で説明をします。
原材料を手に入れることが難しい状況になっています。
このままでは製品を作れなくなってしまいます。
製造ストップは避けたいので、原材料を確保するために手を尽くし、その結果必要なものを手にできました。
このことを「原材料を確保しました」のようにいいます。
これから手に入れようとするときにも使用できます。
手にできたのか曖昧なときには使用しません。
「確保」を使った例文
・『確保できるように努めます』
「確保」の返答や返信例
あるものを手にしたと報告をしてくれたとします。
そのものを手に入れるために苦労をしていたり、そのものが望ましいものであったりするなら、それをしてくれたことへお礼を述べましょう。
それを手に入れるために非常に力を尽くしてくれているなら、ねぎらってあげてください。
ねぎらったり、お礼を伝えたりすることで、相手の努力を認めていることが伝わります。
これから「確保」しますというときなら、励ましの言葉をかけるとよいでしょう。
応援をしてくれる人がいるとやる気が高まります。
まとめ
この言葉は、あるものを確実に手に入れたとき、これから手に入れるときなどに使用をするものです。
手にしたと報告するとき、手に入れるように努力すると伝えるときなどに使用します。