「こちらで間違いございませんでしょうか」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「こちらで間違いございませんでしょうか」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「こちらで間違いございませんでしょうか」について解説をします。

「こちらで間違いございませんでしょうか」とは?意味

これで正しいですか、これであっていますか、といった意味です。

「こちら」は話し手の近くにあるものを指す語です。

「間違い」は、本当のこととは違うこと、間違え、誤りという意味です。

「ございません」「ございます」「ません」をつなげています。

「ございます」「ある」の意の丁寧語、「ません」は丁寧な打消しの表現です。

「でしょうか」「だろうか」の丁寧な表現で、問いかけの意を表します。

「こちらで間違いございませんでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手の近くにあるものが、相手が求めているものと間違いがないかを確認するときに用います。

「お間違い」と敬意を表す言い方にする必要はありません。

「お間違い」とすると、相手が間違っているという意味になってしまいます。

「あなたが間違っています」と伝えていることになり、失礼です。

話し手の側に間違いがないかを確認するので、「間違い」を敬意を表す形にはしません。

たとえば、客から頼まれた品物を持ってきたときに用います。

「これこれを欲しい」と客から店員が頼まれました。

この品物は店の奥にあるので、店員が持ってこないと客は手にできないのです。

頼まれたものを店員が持ってきました。

持ってきた品物が、頼んだものとあっているかを確認します。

その際にこの言葉を伝えます。

支払いをする際に、服や靴のサイズがあっているかという意味で、この言葉を使うこともあります。

サイズの確認の場合は「○○サイズ」と、その品物に表示されているサイズも伝えるようにします。


「こちらで間違いございませんでしょうか」を使った例文

・『お待たせいたしました。こちらで間違いございませんでしょうか』

「こちらで間違いございませんでしょうか」の返答や返信例

そのもので正しいのか、間違っているのかを確認します。

正しい場合は「それで間違いありません」など、示されているものであっている意を伝えます。

間違いである場合は、遠慮せずに間違いであると伝えましょう。

そうでないと、求めているものと違ったものを購入することになります。

サイズの確認を求められたとき、聞き流してしまうことが少なくありません。

返品ができないこともあるので、確認をしましょう。

まとめ

この言葉は、話し手の近くにあるもので正しいかを尋ねるものです。

客から何か物を求められて、その物が話し手が示したもので正しいかを確認する際に用います。

トラブルを防ぐために、確認を怠らないようにしましょう。