この記事では「貢献してまいりたいと思います」について解説をします。
「貢献してまいりたいと思います」とは?意味
役に立つようにしていきたいという意思を表す言葉です。
「貢献」には、物事や社会の役に立つという意味があります。
たとえば、「チームを日本一に導く貢献をした」という場合は、チームが日本一になるためにスポーツで力を発揮して役に立ったことを表します。
「してまいりたい」は話し手の希望を表す意です。
「まいりたい」の「まいり」は「まいる」のことで、相手に敬意を示します。
「たい」は希望を表す語です。
「思います」は「思い」に敬意を表す語の「ます」をつなげたものです。
ある事柄についての考えを持っているという意味になります。
「貢献してまいりたいと思います」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
会社の面接の際や新入社員のあいさつの際などに主に使用されます。
会社に対してこれからどういったことができるのか、意欲を表す言葉になります。
上司が部下に対しては使用しません。
役に立ちたいといっても、具体的なことを示してくれないと口だけのように感じます。
面接では、具体的にどのような貢献ができるのかを説明します。
たとえば、これまでコミュニケーション能力を活かして部活のチームをまとめてきたなら、その能力を活かして職場をまとめていきたいなどの答え方ができるでしょう。
自分の強みと弱みを把握し、それをどのように活かせるのか、よく考えてみることが大切です。
そのために自己分析をします。
具体的に示すことができないと、自己分析が不十分だと思われてしまいかねません。
また、面接では企業のことを理解しているのかを見られているので、企業理念を踏まえて答えることも大切です。
だれが・いつ・どこで・どのように・なぜ・なにをまで伝えることができると、役に立つ方法をイメージしやすくなります。
「貢献してまいりたいと思います」を使った例文
・『御社に貢献してまいりたいと思います』
「貢献してまいりたいと思います」の返答や返信例
面接の場合は返事をしない場合があります。
複数人を同時に面接している場合は特にそうです。
回答内容について聞きたいことがあったら、その部分を聞いてみるとよいでしょう。
面接ではどういった人物かを見ることが目的なので、相手のやる気をなくすようなことは言わないようにします。
たとえ、相手が示した貢献方法が実現不可能でも、相手をけなすようなことは言わないのが望ましいです。
まとめ
企業の面接の際には、会社に入ったらどのように役に立つことができるのかを問われることがあります。
そのときに使われる言葉です。
この言葉だけでなく、具体的な貢献方法も示すことが求められます。