「言いました」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「言いました」とは?
はじめに「言いました」の意味を解説していきます。
「言いました」は「言う」という動詞が、連携形の「言い」になり、それに丁寧語の「ます」が過去形になった「ました」を付与したものです。
このことから端的にいてな「言った」の丁寧語という事になります。
「言った」は「言う」の過去形ですから、過去になった何位かしらの発言を示して「言いました」という表現を使います。
「言いました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「言いました」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが誰かに質問されたとします。
しかし、その質問は同じ相手からの二回目の質問だったのです。
そして、一回目の質問は、つい昨日のことでした。
このような場合は、あなたは「その件であれば、昨日も言いました」と返答できます。
一回目の回答は過去に発言されているため、「言いました」との過去形での表現が可能なのです。
もちろん、二回目であることに触れずに回答するほうが親切ですが、このような使い方もできると覚えておくとよいでしょう。
この言葉を使う場合の注意点は、示す範囲にあります。
ほんの一瞬前も過去であり、一年前も過去なのです。
そのため、「言いました」が「いつ言ったのか」が不明瞭になる場合があります。
これを避けるためには、「言いました」の前に「いつ」を明示してあげるのがよいでしょう。
「言いました」を使った例文
ここでは「言いました」を使った例文を挙げていきます。
例文のように「いつ」言ったのかを明示すると、親切な表現になるでしょう。
・『その件であれば、昨日言いました』
・『今日の朝にも言いました』
・『一昨日も、昨日も、今日も言いました』
「言いました」の類語や敬語での言いかえ
それでは「言いました」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「言いました」の類似表現
まず「言いました」の類似表現について解説します。
「言いました」は「お伝えしました」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「言いました」の敬語表現
つぎに「言いました」を別の敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「申しました」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「言いました」という表現は、過去に「言った」と言う事実を相手に伝えるために使います。
そして、示す過去の範囲は非常に広いので、「いつ」言ったのかを明示すると、親切な表現になることでしょう。
