「望外の喜びでございます」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「望外の喜びでございます」とは?
これは、とても大きな喜びであることを言い表した言葉です。
「望外」は「ぼうがい」と読みます。
これは「望むことの外」を意味しています。
つまり、想像を超えるほどに大きいことを「望外」という言葉で表現しているのです。
これは、望みようもないような様子を言い表しています。
また、「喜び」は「喜ぶ」という動詞が名詞化したものです。
さらに「ございます」は「ある」を丁寧な言葉遣いに言い換えたものになっています。
これらのことから、「望外の喜びでございます」が、とても大きな喜びであることを言い表した言葉であると分かるのです。
「望外の喜びでございます」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
ビジネスでこの言葉を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある案件について受注できたとします。
そしてそれは、あなたの会社にとって、とても嬉しい出来事だったのです。
このような場合には、「この度の案件を当社が受注できたことは、望外の喜びでございます」と言うとよいでしょう。
これにより、とても大きな喜びであることを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「喜びでございます」の表現方法に注意しましょう。
これは「喜びであります」や「喜びです」に置き換える事が可能です。
同じような意味でも、語尾の選び方次第で印象の違う表現にできるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「望外の喜びでございます」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、前段に喜びの対象を述べると、自然な表現を作り出せるのです。
・『そのようなお言葉をいただけることは、望外の喜びでございます』
・『この度の案件を受注できたことは、まさに望外の喜びでございます』
・『お客様が喜んでくださることは、当社にとって望外の喜びでございます』
「望外の喜びでございます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「望外の喜びでございます」の類似表現
この言葉の類似表現には、「大変な喜びでございます」があります。
「望外の」と「大変な」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「望外の喜びでございます」の敬語表現
この言葉を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「望外の喜びであります」に言いかえできます。
まとめ
このように「望外の喜びでございます」は、とても大きな喜びであることを言い表した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
