この記事では「教えて頂けますでしょうか」について解説をします。
「教えて頂けますでしょうか」とは?意味
教えてもらえますか、という意味です。
話し手があることを教えて欲しいと伝えています。
「教え」は「教える」のことで、知識や技術が身につくように導く、知っていることを伝えるという意味です。
「頂け」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。
話し手や動作の受け手が、他人からの恩恵になる行為を受ける意を表します。
「ます」は敬意を表す語です。
「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現になります。
「教えて頂けますでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、知識や技術を身につくように指導をして欲しいときや、相手が知っていることを伝えて欲しいときに用います。
たとえば、仕事をしていてわからないところが出てきたとします。
この事柄は先輩が知っていそうです。
そこで、先輩に尋ねてみることにしました。
そのときに、「わからないところを教えてください」という意味で、この言葉を用います。
今度は別の事柄で説明をします。
会社に新しい機器が導入されました。
この機器の使い方を覚えなければなりません。
使い方に詳しい人がいるので、どのように使えばよいのか指導をしてもらうことにしました。
そのお願いの際にこのような言葉を用います。
ある目的を達成させるために導いてもらう場合ならば、「教える」ではなく「指導」としてもよいでしょう。
知識や方法などを示して欲しいことならば、「教示」という言葉もあります。
教えてもらったならばお礼を伝えます。
お願いをして行ってもらっているので、感謝の気持ちを伝えましょう。
「教えて頂けますでしょうか」を使った例文
・『この部分がわからないので、教えて頂けますでしょうか』
「教えて頂けますでしょうか」の返答や返信例
教えることができる、できないを答えます。
教えられる場合ならば、その事柄について知っていることを伝えましょう。
知らないので教えられないときには、「知らない」ということを伝えます。
知らないと伝えるのは恥ずかしいかもしれません。
しかし、知ったふりをして適当なことを伝えると、相手に迷惑をかけてしまいます。
時間がないので今は無理だけれど、後でなら教えられるということもあるでしょう。
その場合は、後でもよいか許可を得て、時間を確保して教えるようにします。
まとめ
この言葉は、知っていることを伝えて欲しいときや、知識や技術が身につくように導いて欲しいときに用いるものです。
自分一人では限界があります。
知らないことは人に聞いて、知識を身につけていきましょう。
