この記事では「今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」のフレーズの意味やビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説します。
「今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」とは?
「今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」のフレーズを、言葉毎に分解し、少し詳しくその意味等を説明します。
まず最初の「今しばらく」は「もう少し」といった意味の言葉です。
次の「お待ち」は「待つ」の連用形に接頭辞の「お」が付けられた言葉です。
また、「くださいます」は「ほしい」といった意味の「くれ」の尊敬語の「ください」に、丁寧語の「ます」が付けられた表現です。
そして「よう」は断定を空ける婉曲表現の言葉です。
後半の「お願い申し上げます」は「希望すること」を意味する「願う」に、敬意を示す接頭辞の「お」が付けられた言葉に、「言う、述べる」の謙譲語の「申し上げる」、さらに丁寧語の「ます」が付けられものです。
以上より、これらを繋いで「今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」のフレーズは「もう少し待ってほしいと希望を述べる」、すなわち、「もう少し待ってほしいと願う」との意味の丁寧な敬語表現となります。
「今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」のフレーズは、取引先の方に製品が出来上がるまでもう少し待ってほしいとお願いする際や、飲食店等で入店待ちしているお客さんに対し、店内に入れるようになるまでもう少し待ってほしい等とお願いする際に、しばしば使われる表現です。
「今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」を使った例文
・『只今非常に混雑しております。入場まで今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます』
・『交通渋滞で物流が遅れています。品物がお手元に届くまで今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます』
「今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」の類語や敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」の類似表現
「今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」の類似表現としては「もう少しお待ちくださいますようお願いいたします」が挙げられます。
「今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」の敬語表現
このフレーズは、丁寧過ぎるほどの敬語表現で、もう少し簡略化した敬語表現として「今しばらくお待ちくださるようお願いします」や「今しばらくお待ちいただけるようお願いします」等に言い換えることもできます。
「今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」の返答や返信例
相手の方の低姿勢なお願いに対し、「待たせていただきます。
お気を遣われませんように」等と返答するのが良いでしょう。
まとめ
「今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」のフレーズは「もう少し待ってほしいと希望を述べる」、「もう少し待ってほしいと願う」との意味の丁寧な敬語表現です。
