「覚えてらっしゃいますでしょうか」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「覚えてらっしゃいますでしょうか」とは?
「覚えてらっしゃいますでしょうか」は、覚えているかを相手に尋ねるための言葉です。
「覚えてらっしゃる」は「覚えている」を尊敬語にしたものです。
「いらっしゃる」は「いる」を意味しており、相手に敬意を示す言葉遣いになっています。
また、「覚えている」は「覚える」の現在進行形です。
このようにすると、今も覚えている状態が継続していることを表現できます。
なお、語尾の「ますでしょうか」は誤りと言えます。
「ます」と「です」は同じ役割のため、二重に使用する必要はないのです。
このような場合は「覚えてらっしゃいますか」や「覚えてらっしゃるでしょうか」と言い換えて使用するとよいでしょう。
「覚えてらっしゃいますでしょうか」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「覚えてらっしゃいますでしょうか」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、部長と会話したとします。
そして、一緒に行った出張の話題に触れることにしたのでした。
このような場合には、「一緒に行った出張のことを、覚えてらっしゃいますでしょうか」と述べるとよいでしょう。
これにより、覚えているかという質問を、上手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「覚えてらっしゃいます」の使い方に注意しましょう。
これは「覚えていらっしゃいます」のように言い換える事も可能です。
同じような意味ですが「らっしゃいます」と「いらっしゃいます」で微妙にニュアンスが変化するのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「覚えてらっしゃいますでしょうか」を使った例文
「覚えてらっしゃいますでしょうか」を使った例文を挙げます。
例文のように、質問の対象を先に述べると、分かりやすい表現にできるのです。
・『あの日のことを、覚えてらっしゃいますでしょうか』
・『先日の会議の内容を、覚えてらっしゃいますでしょうか』
・『当初の計画のことを、覚えてらっしゃいますでしょうか』
「覚えてらっしゃいますでしょうか」の類語と敬語での言いかえ
「覚えてらっしゃいますでしょうか」の類語と敬語を解説していきます。
「覚えてらっしゃいますでしょうか」の類似表現
「覚えてらっしゃいますでしょうか」の類似表現には、「覚えてらっしゃいますか」があります。
このように言い換えたほうが、より自然な表現にできるのです。
「覚えてらっしゃいますでしょうか」の敬語表現
「覚えてらっしゃいますでしょうか」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「覚えてらっしゃるでしょうか」に言いかえできます。
まとめ
このように「覚えてらっしゃいますでしょうか」は、覚えているかを相手に尋ねるための言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
