この記事では「繰り返し申し上げます」について解説をします。
「繰り返し申し上げます」とは?意味
同じことをもう一度いいます、という意味です。
「繰り返し」は「繰り返す」のことで、同じことをもう一度する、同じことを何度もするという意味があります。
何度もするという意味で用いる場合、何回という制限はありません。
また、自ら進んで行う場合も、そうでない場合も用います。
「申し上げます」は、「申し上げる」と「ます」で構成されています。
「申し上げる」は「言う」の謙譲語、「ます」は敬意を表す語です。
「繰り返し申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、同じことをもう一度いうときに用います。
「繰り返す」には、同じこともう一度、あるいは何度も行うという意味があります。
そのため、「繰り返し申し上げます」は、2回言う、3回言う、4回言うなどとも受け取ることができます。
しかし、同じことを3回も4回もいうことは少ないので、この場合は2回目にいうときに用います。
繰り返しいうのは、それが大切なことであるからです。
たとえば、ショッピングモールで迷子がでたとします。
迷子を発見した人が、お客さまサポート係に子どもを渡しています。
そして、迷子の親を探すために、お客さまサポート係のものが店内にアナウンスを流しました。
「迷子がいます、親御さんは来てください」ということを流しました。
一度伝えただけでは聞きそびれてしまっている可能性があるので、もう一度伝えることにしました。
その2回目のアナウンスの前にこのような言葉を使います。
特定の個人に直接伝えると、「あなたは理解していないようだからもう一度いう」と受け取られる可能性があります。
「繰り返し申し上げます」を使った例文
・『繰り返し申し上げます。迷子のお知らせです』
「繰り返し申し上げます」の返答や返信例
多くの人にお知らせをしているときは、返答はしません。
大切なことを伝えているので、しっかりと耳を傾けましょう。
注意事項を伝えられているときは、それを守ってください。
たとえば、プールで休憩のアナウンスが伝えられたときは、プールからでて休む必要があります。
個人的に伝えられている場合は、重要なためもう一度いっているので、相手の話をよく聞いてください。
「わかりました」の意を伝えれば、理解したことが相手に伝わります。
まとめ
この言葉は、同じことをもう一度伝えるときに用います。
重要なことを伝える際に使用することが多いです。
一度伝えただけでは、聞いていなかった人がいるかもしれません。
これは伝えなければならないという事柄は、しっかり聞いてもらえるように、もう一度伝えておくとよいでしょう。