「イメージと合致せず」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「イメージと合致せず」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「イメージと合致せず」について解説をします。

「イメージと合致せず」とは?意味

思っているものとは違って、という意味です。

「イメージ」は、心に思い浮かべる像、あるものについて抱く感じをいいます。

心に感じたことや、心に思い描くもののことで、現実の世界に物質として表れているものではありません。

「合致」は、ぴったりとあうことです。

具体的なものよりも、抽象的なものに関して使うことが多いです。

「ず」は否定の意を表します。

「合致せず」は、一致しない、違うという意味です。

「イメージと合致せず」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手側が思っていたものとある事柄とが、違っていたときに用います。

「せず」で言葉を切ることは少なく、後に言葉を続けて用います。

続く言葉は、その状況によって異なります。

ある商品のパッケージデザインを依頼したとします。

話し手側は「こういうものを作って欲しい」と考えていたのですが、提出されたものは考えていたものとは違っていました。

「イメージと合致」していなかったのです。

そこで、再度案を考えて提出してもらうことにしました。

このお願いをする際に、この言葉を用います。

「作り直してください」だけでは、なぜそうしなければならないのかわからず、納得できません。

納得できなければ、行動してくれないことでしょう。

そこで、なぜそうするのか理由を伝えます。

その理由が、この場合はイメージにあっていないことです。

イメージは心の中にあるもので、他人が外から見ることはできません。

そのため、こういう形にして欲しいと要望があるなら、それを具体的に示さないと相手に理解してもらえません。

紙に書く、言葉で伝えるなど、具体的に示すことで、イメージに近いものを提示してもらいやすくなります。


「イメージと合致せず」を使った例文

・『イメージと合致せず、もう一度作り直していただきたいです』

「イメージと合致せず」の返答や返信例

この後に何が伝えられるかによって、返す言葉が変わります。

もう一度作り直してくださいと、お願いされたとします。

相手が求めるものを作らなければならないので、この場合は「わかりました」の意を伝えます。

イメージがどういうものかわかりにくいときは、具体的にどんなものなのか尋ねてみるとよいでしょう。

具体的なものを示してもらうことで、その後の作業が行いやすくなるはずです。

まとめ

この言葉は、話し手が考えていたものとは違ったときに用います。

心に思う事柄を示すことは難しいので、イメージにあわないこともあるでしょう。

イメージにあうようにするためには、心に思うものをわかりやすく示すことが大切です。