この記事では「さっそく賞味させていただきました」について解説をします。
「さっそく賞味させていただきました」とは?意味
さっそく食べました、おいしく食べました、といった意味です。
「さっそく」は、すぐに行うことや、そのさまを表す語です。
「届いた品をさっそく開封する」のような使い方をします。
「賞味」は、食べものをおいしく味わって食べることです。
ただ飲み食いすることではなく、「味わう」という意味が含まれています。
「させていただき」は「させていただく」のことで、相手に許しを求めてその行為をする意を込めて、相手を敬う語です。
「ました」の「まし」は敬意を表す「ます」を指し、「た」は動作や作用が過去に行われた意を表します。
「さっそく賞味させていただきました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、他人から食べもの・飲み物をもらったときに伝えるものです。
お礼の言葉とともに使われることが一般的です。
お中元やお歳暮で、そうめん、お菓子、ビール、ジュースなどの食べもの・飲み物をもらうことがあると思います。
それらの品物が届いたときには、できるだけその日のうちにお礼を伝えます。
それ無理なら、遅くとも1週間以内にお礼の電話をかけたり、メールや手紙をだすようにします。
そのお礼の電話や手紙などの中で、この言葉を使用します。
お中元やお歳暮では、タオルや洗剤など飲食物以外のものをもらうこともありますが、この言葉は飲食物をもらったときにだけ使えます。
「させていただきました」なので、すでにもらったものを口にしています。
味がわかっているはずなので、食べもの・飲み物の感想を伝えるのもよいでしょう。
自分の言葉を使うと、気持ちがより伝わります。
まだ口にしていないときは、「賞味させていただきます」となります。
「さっそく賞味させていただきました」を使った例文
・『家族皆で、さっそく賞味させていただきました』
「さっそく賞味させていただきました」の返答や返信例
お礼の電話がかかってきたときには、こちらの近況を話したり、相手の近況を聞いたりなど、当たり障りのない会話をします。
食べてよろこんでくれたようなので、「よろこんでもらえてうれしい」という気持ちを伝えてもよいでしょう。
お礼の手紙をもらったときは、それに対しての返事を出す必要はありません。
メールをもらった場合、何も返さないのが気になるようなら、短くてよいので返事をだすとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、食べものや飲み物をもらったときに、お礼の言葉とともに伝えるものです。
すでにもらったものを口にしている場合に用います。
定型文だけでお礼を伝えるのではなく、自分の言葉も加えると気持ちがより伝わります。