「長時間ご対応頂き」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「長時間ご対応頂き」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「長時間ご対応頂き」について解説をします。

「長時間ご対応頂き」とは?意味

長い時間対応をしてくれて、という意味です。

「長時間」は、長い時間という意味で、ある時点とある時点との隔たりが大きいことをいいます。

何時間という定義はありません。

「ご対応」「対応」「ご」をつけて、敬意を表す言い方にしたものです。

「対応」には、そのときの状況にあわせて事をすること、という意味があります。

周囲とのバランスをとったうえで物事を行うことをいいます。

「ご」をつけることで、その行為をする人、この場合は対応をした人に対して敬意を表す言い方になります。

「頂き」「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。

話し手や動作の受け手が、他人から恩恵を受ける意を表します。

「長時間ご対応頂き」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、長い時間対応をしてくれたときに使用をします。

話し手が対応をしたのではなく、聞き手が対応をしてくれています。

ある人が、別の企業の見学をすることになったとします。

見学の際には、その企業の人が社内を案内してくれます。

社内のいろいろな場所に連れていき、その場所の説明をしてくれるのです。

それには時間がかかります。

案内をする人には他にもやるべき仕事がありますが、見学者のために時間を使ってくれています。

これは、見学者にとって感謝すべきことです。

その感謝の気持ちを、この言葉とともに伝えます。

どれくらいの時間なら長時間というのか定義はなく、その物事によって長時間が指す時間がかわります。

見学の場合、半日かかるようなら長時間といえるでしょう。

しかし、1日かかる事柄が半日で終わるようならば、長時間とはいいません。

対応にかかる時間が同じでも、物事によってそれを長いと感じるか、短いと感じるか変わるのです。


「長時間ご対応頂き」を使った例文

・『長時間ご対応頂き、ありがとうございます』

「長時間ご対応頂き」の返答や返信例

この後には感謝の言葉が伝えられるはずなので、その気持ちを受け取っておきましょう。

長時間の対応で疲れたかもしれませんが、それを態度や言葉にだすことはしません。

面倒だった、疲れたということを相手に見せてしまうと、罪悪感を持たせてしまいます。

また別の機会にも対応できるようならば、そのときには対応しますということを伝えておいてもよいでしょう。

また対応をしてもらえると思おうと、うれしく感じるはずです。

まとめ

この言葉は、長い時間対応をしてくれたときに、感謝を伝えるために用います。

他にもやることがあるのに、こちらの対応をしてくれたのはありがたいことです。

お礼を伝え忘れないようにしましょう。