この記事では「お暑い中」について解説をします。
「お暑い中」とは?意味
気温が高いところ、という意味です。
「お暑い」は「暑い」を丁寧な気持を込めて表現したものです。
「暑い」は、程度がはなはだしいほどに温度が高いことをいいます。
何度という定義はありませんが、不快に感じるほどの温度の高さのことです。
「お」をつけることで、丁寧な表現になります。
「お」は丁寧な気持を込めるときには、「お米」「お箸」のような使い方をします。
「中」は、物事が進行しているそのとき、ある状態が続いているときという意味です。
つまり、今暑いということです。
「お暑い中」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、気温が高いときに、相手が何かをしてくれたときに主に用います。
会合が開かれるとします。
この日は不快なほど気温が高いです。
そんな中、会合に出席するために、出席者たちはわざわざ会場にやってきてくれました。
会合では、まず代表があいさつをしました。
会合を開くことができるのは、人々が集まってくれたからです。
暑い中をわざわざやってくるのは大変だったでしょうが、それでも出席をしてくれて、そのことにお礼を伝えたいと思います。
その際にこの言葉を使用します。
この場合は、後に「出席してくれてありがとう」の意の言葉が続きます。
人がきてくれたときに使うことが多い言葉で、自宅にやってきてくれた、会社を訪ねてくれたといったときにも、この言葉を使用することがあります。
暑いとは何度を指すのか定義はありませんが、真夏は暑いが意味するものに当てはまります。
春や秋ころでも気温が高くなることがありますが、春や秋にこの言葉を使うとやや違和感があります。
「お暑い中」を使った例文
・『お暑い中お越しくださり、ありがとうございます』
・『お暑い中、どうもありがとうございます』
「お暑い中」の返答や返信例
人と会ったときには、まずあいさつをします。
人の家に招かれたときならば、雑談を少しすることになるでしょう。
外の温度のことなど、当たり障りのない話をします。
集まりでのあいさつで述べられているときには、多くの人に向かって伝えているので、返答をする必要はありません。
あいさつは続くはずなので、静かに話を聞いていましょう。
暑いと文句を言いたくなりますが、他人を不快にさせるような発言は控えることが望ましいです。
まとめ
この言葉は、気温が高い日に使うものです。
暑いときに何かをしてくれたときに用います。
人が訪れてくれたときに用いることが多いです。
暑いと外出がおっくうになりますが、それでもやってきてくれたので、感謝の気持ちを示しましょう。