この記事では、「お忙しいかと思いますので返信不要でございます」の意味を分かりやすく説明していきます。
「お忙しいかと思いますので返信不要でございます」とは?意味
「お忙しいかと思いますので返信不要でございます」は、特に急ぎでない連絡や報告をした際に、返事は必要ないと伝える時の丁寧な表現です。
「お忙しい」の「お」は相手の忙しい状態を敬う接頭辞、「ございます」は「ある」の丁寧語「ござる」の連用形に丁寧語「ます」が付いた言葉です。
非常に丁寧な表現ですが、「お忙しいか」の「か」は疑問を表す助詞ですが、やや直接的で、「思いますので」も日常遣いになります。
また、「返信不要」は少しきつい表現ですので、全体的に「お忙しいことと存じますので返信には及びません」に言い換えると良いでしょう。
「お忙しいことと存じますので返信には及びません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意
「お忙しいことと存じますので返信には及びません」が使われるのは以下の様なシーンです。
1つ目は、単なる挨拶としてメールを送った場合です。
2つ目は、商品のアフターサービスとしてメールを送った場合です。
3つ目は、取引先などに異動や新任などの連絡をした時です。
「お忙しいことと存じますので返信には及びません」の言葉の使い方や使われ方
「お忙しいことと存じますので返信には及びません」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『ご確認いただけましたら、お忙しいことと存じますので返信には及びません』
・『後日改めてご連絡いたします、お忙しいことと存じますので返信には及びません』
・『特に問題がございませんようでしたら、お忙しいことと存じますので返信には及びません』
「お忙しいことと存じますので返信には及びません」の類語や言いかえ
「お忙しいことと存じますので返信には及びません」の類語や言いかえは以下の通りです。
「お忙しいことと存じますので返信はお気にされなくても結構です」
「お気にされる」は「気にする」の敬語表現、「結構」は「それ以上必要としない様子」という意味です。
「お忙しいことと存じますのでどうぞお返事にはお気を遣われませんように」
「お気を遣う」で相手に余計な気配りをさせない様にという気持ちが伝わります。
「お忙しいことと存じますので返信には及びません」の英語表現
「お忙しいことと存じますので返信には及びません」の英語表現は以下の通りです。
“There’s no need to reply”
「返事の必要はありません」になります。
ビジネスメールでは、「No Reply Needed」「No Response Necessary」の頭文字を取って文末に「NRN」と表記します。
日本語と違い「お忙しい」などの気遣いはしません。
まとめ
今回は「お忙しいことと存じますので返信には及びません」について紹介しました。
ビジネスや日常で正しく使える様に覚えておきましょう。