「喜んでいただけて何よりです」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「喜んでいただけて何よりです」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「喜んでいただけて何よりです」の意味を分かりやすく説明していきます。

「喜んでいただけて何よりです」とは?意味

「喜んでいただけて何よりです」の意味は以下の通りです。

1つ目は「自社の商品やサービスを購入した顧客から満足していると評価された時の丁寧な返事」という意味で、顧客が自社の商品やサービスを実際に利用して、使い易い、便利だと好ましい感想を述べた時に返す表現です。

2つ目は「他人に贈り物をした時に、相手がお礼とその商品が気に入った旨を伝えてきた時の丁寧な返事」という意味で、相手にお祝いや記念などで贈り物をした時に、気に入った、嬉しいと感想を伝えてきた時の返事で、ビジネス・プライベート両方で使えます。

上記に共通するのは「自分がしたことを相手が気に入ってくれたことへの返事」という意味です。

「喜んでいただけて何よりです」の概要

「喜んでいただけて何よりです」「喜んで+いただけて+何よりです」で成り立っています。

「喜んで」は動詞「喜ぶ」の連用形で「楽しく快い気持ちになる」「ありがたく受け入れる」という意味、「いただけて」は動詞「いただく」の連用形で「もらう」のい謙譲語、「何よりです」「何よりだ」の丁寧語で「それよりほかにないこと」という意味です。

謙譲語と丁寧語が使われていますので、目上の人や顧客にも使えます。


「喜んでいただけて何よりです」の言葉の使い方や使われ方

「喜んでいただけて何よりです」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

『この度は弊社商品をご評価いただきありがとうございます、喜んでいただけて何よりです』

商品を購入した顧客が、販売した店舗やコールセンターなどに、その商品を使って良かったなどと感想を伝えてきた時の返事に使われます。

『ワインがお好きとのことで贈らせていただきました、喜んでいただけて何よりです』

目上の人に贈り物をする時に、本人の好みを調べてそれに見合う品物を選んだところ、満足してお礼の連絡を貰った時の返事です。

あまり自分の手柄をひけらかさない様にさり気なく事情を伝える様にします。

「喜んでいただけて何よりです」の類語や言いかえ

「喜んでいただけて何よりです」の類語や言いかえは以下の通りです。

「お気に召していただけて何よりでございます」

「お気に召す」「気に入る」の尊敬語で、満足していると言う意味です。

「ございます」は補助動詞「ある」の丁寧語で、より相手をうやまう意味が強くなります。

まとめ

今回は「喜んでいただけて何よりです」について紹介しました。

「喜んでいただけて何よりです」は、「相手が気にって高い評価を付けてきた時の返事」と覚えておきましょう。