この記事では「少々お待ちくださいませ」について解説をします。
「少々お待ちくださいませ」とは?意味
少し待ってください、という意味です。
「少々」は、量や数などがわずかであるさまを表します。
この場合は、時間がわずかであるさまを表しています。
どれくらいの時間をいうのか定義はありませんが、数時間にもなる場合はあまりいいません。
「お待ち」は「待つ」の連用形の「待ち」に「お」をつけたものです。
「待つ」には、人や物事などがやってくることを望みながら時間を過ごす、という意味があります。
「お」は動詞の連用形について、その下に「ください」を添えた形で、相手に何かを要望・懇願する意を表します。
「ませ」は、丁寧の気持ちを込めて、相手にある動作をするようにと求める意を表します。
「少々お待ちくださいませ」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手に待って欲しいときに使用をします。
「ください」は「くださる」の命令形で、それをするようにと押しつけている印象を与えることがあります。
しかし、「ませ」を使うことで丁寧な印象になります。
他には「お待ちくださいますか」「お待ちいただけますか」などの言い方もできます。
「少々」は量や数がわずかなさまです。
どれくらいの量や数をいうのか定義はありませんが、時間の場合だと数分である場合に使うことが多いです。
たとえば、このような場面で使用をします。
店に客がやってきました。
この客は予約をしており、これからカウンセリングを受けるところです。
カウンセリング室に案内するまで、少しだけ待合室で待っていて欲しいです。
そのときにこの言葉を用います。
「少々」といいながら数十分も待たせると、相手を不快にさせる可能性があります。
あまり待たせないようにしましょう。
「少々お待ちくださいませ」を使った例文
・『恐れ入ります。少々お待ちくださいませ』
「少々お待ちくださいませ」の返答や返信例
待っているようにと求められているので、ある事柄や人がやってくるまで時間を過ごします。
椅子をすすめられることがあるので、その場合は座って待っていて構いません。
返答をしないことがありますが、返答をするなら「わかりました」の意を伝えるとよいでしょう。
「待てない」と伝えることは、ほとんどありません。
待たないと、ある事柄や人はやってきません。
時間を過ごす必要があるのです。
まとめ
この言葉は、少しの間時間を過ごして欲しいときに使用をします。
どれくらいの時間をいうのか定義はありませんが、数分である場合に使うことが多いです。
待つ人のことを考えて、待たせ過ぎないように気をつけてください。