この記事では「遅くなってしまいすみません」について解説をします。
「遅くなってしまいすみません」とは?意味
物事をするのに時間がかかったことや、基準よりも時間が経っていることへの謝罪の言葉です。
「遅く」には、物事を行うために時間がかかる、基準よりも時間が経つという意味があります。
「しまい」は「しまう」のことで、そのつもりはないのに、ある事柄が現実となる意を表します。
「試合に敗れてしまった」のような使い方をします。
「すみません」は「すまない」の丁寧語で、謝罪・お礼・依頼などをする際に用いる言葉です。
「遅くなってしまいすみません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かが遅くなったときに用います。
たとえば、AさんとBさんが待ち合わせをしたとします。
待ち合わせ時刻は10時で、10時の時点でBさんはその場にいたのですが、10時になってもAさんはその場にいませんでした。
10時をしばらく過ぎたころにAさんはやってきました。
基準となる時間が10時です。
それを過ぎてやってきたAさんは「遅い」といえます。
Bさんは待つことに疲れてしまったかもしれません。
この後の予定に影響がでるかもしれません。
そういったことへAさんからこのような言葉で謝罪をします。
「すみません」は「すまない」の丁寧語ですが、「申し訳ありません」「申し訳ございません」とした方がさらに丁寧な印象になります。
また、「すみません」は謝罪の際だけでなく、お礼や依頼の際にも使われている言葉です。
謝罪をするならば、詫びるときに用いる「申し訳ありません」「申し訳ございません」を伝えた方がよいでしょう。
「遅くなってしまいすみません」を使った例文
・『お待たせしてしまいました。遅くなってしまいすみません』
「遅くなってしまいすみません」の返答や返信例
謝罪をしていますし、遅くなったことで大きな支障がでていないならば、許しの言葉をかけるとよいでしょう。
何らかの事情があって遅くなったと考えられます。
その事情を相手の方から説明してくれることもあれば、説明がない場合もあります。
理由を知りたい場合は尋ねてみるとよいでしょう。
理由がわからないと「遅くなって!」と苛立ちを覚えることでしょう。
しかし、理由がわかると相手の事情に配慮でき、苛立ちがおさまりやすくなります。
しかし、触れて欲しくない事柄もあるので、無理に事情を話させるのは望ましくありません。
まとめ
この言葉は、話し手が何かに遅くなってしまったときに用います。
待たされた方は不快になっているはずです。
相手に嫌な思いをさせてしまったならば謝罪をしましょう。