「大変な日々ではございましたが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「大変な日々ではございましたが」とは?
これは、苦労の多い毎日であった様子を言い表した言葉です。
「大変な」とは、「苦労が多いこと」や「困難が多いこと」を意味します。
また「日々」とは、「毎日」や「日常」を意味する言葉です。
これを組み合わせて「大変な日々」とすれば「苦労の多い毎日」のような意味になるのです。
なお、ここでは「ございました」という言葉を使用しています。
これによって「大変な日々」が過去のものである事が分かります。
「ございました」は「ございます」の過去形です。
そして、「ある」を丁寧に言い換えた言葉なのです。
なお、語尾には逆接を示す「が」を加えて、文末を終えています。
「大変な日々ではございましたが」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「大変な日々ではございましたが」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あるプロジェクトを完遂したとします。
その期間中は大変苦労しましたが、多くの有益な経験を得る事ができたのでした。
このような場合には、「大変な日々ではございましたが、とても良い経験になったのではないでしょうか」と述べるとよいでしょう。
これにより、苦労の多かった日々のことを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「ございましたが」に続ける言葉に注意しましょう。
これは、逆接の「が」で接続されています。
つまり、前段の内容から考えて、逆説的な意味になる言葉を続ける必要があるのです。
組み合わせる言葉を間違えないように、十分注意するとよいでしょう。
「大変な日々ではございましたが」を使った例文
「大変な日々ではございましたが」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に見合った言葉を、続けて述べるようにするとよいでしょう。
・『大変な日々ではございましたが、得るものはありました』
・『大変な日々ではございましたが、良い経験になったと思います』
・『大変な日々ではございましたが、大きな成果を得たつもりです』
「大変な日々ではございましたが」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「大変な日々ではございましたが」の類似表現
この言葉の類似表現には、「大変な毎日ではございましたが」があります。
「日々」と「毎日」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「大変な日々ではございましたが」の敬語表現
この言葉を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「大変な日々ではありましたが」に言いかえできます。
まとめ
このように「大変な日々ではございましたが」は、苦労の多い毎日であった様子を言い表した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。