「陰ながら応援しております」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「陰ながら応援しております」とは?
はじめに「陰ながら応援しております」の意味を解説していきます。
「陰ながら」という表現は、自分が既に当事者ではない、もしくは今後当事者ではなくなる場面でよく使用されます。
そのためビジネスでは退職や異動などの際の挨拶やスピーチの場面で使われる、定番のフレーズになっていると言えるでしょう。
この言葉が意味するのは、自分はいなくなるが、皆さんのことを人知れず応援してからねとのメッセージなのです。
また、この言葉は主に悪いことに対しての見舞いやお悔やみの言葉として使用されることが多い表現です。
「陰ながら応援しております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「陰ながら応援しております」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あならが部署異動することになったとします。
入社以来お世話になった部門の皆さんに、挨拶をすることになったのです。
挨拶を一通り述べた後で、最後に「それでは、陰ながら応援しております」と締めるとよいでしょう。
あなたが部門の皆を思う気持ちが、十分に伝達されるはずです。
この言葉を使う場合の注意点は、自分が去る立場にない時です。
その人にも対応を一緒に頑張ってほしいのに、「陰ながら」と言われたら嫌な気持ちになるはずです。
自分が残る場面では使用できない言葉なのです。
「陰ながら応援しております」を使った例文
ここでは「陰ながら応援しております」を使った例文を挙げていきます。
例文のように語尾を変えることで、相手に与える印象も変わります。
今くコントロールすると、表現の幅が広がるので、試してみるとよいでしょう。
・『陰ながら応援しております』
・『陰ながら応援いたします』
・『陰ながら応援させていただきます』
「陰ながら応援しております」の類語や敬語での言いかえ
それでは「陰ながら応援しております」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「陰ながら応援しております」の類似表現
まず「陰ながら応援しております」の類似表現について解説します。
「陰ながら」は「秘かに」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「陰ながら応援しております」の敬語表現
つぎに「陰ながら応援しております」を別の敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「陰ながら応援いたします」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「陰ながら応援しております」という表現は、退職や異動の場面での定番フレーズです。
必ず使う場面に出会う言葉なので、しっかり覚えておくことをお勧めします。