「有意義な時間を過ごせました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「有意義な時間を過ごせました」とは? ビジネス用語【一語】

みなさんは、ビジネスシーンにおいて、「有意義な時間を過ごせました」を使ったことはありますか?

今回は、この言葉の意味、使い方や注意点、言い換えについて、詳しく解説していきます。

「有意義な時間を過ごせました」とは?

「有意義」は、「意味や価値がある」という意味の言葉です。

「意義」には、「言葉によって表される意味」というニュアンスがあるため、それが「有る」という意味合いとなっています。

「時間を過ごせました」には、「ある一定の時間が経過したこと」を伝えるニュアンスがあります。

つまり、「有意義な時間を過ごせました」は、意味や価値が感じられる時間を持つことができたことを、相手に伝えた言葉です。

「有意義な時間を過ごせました」の使い方や注意点

ビジネスシーンでは、価値ある物事に対して「有意義」という言葉がとてもよく使われています。

ですから、「有意義な時間」と表現すれば、「経過した時間に価値がある状況」であることが分かります。

また、「過ごせました」には、「過ごすことが出来た」といったニュアンスがあるため、うまくいった様子や納得できる結果であったことが読み取れます。

つまり、「有意義な時間を過ごせました」には、価値ある時間を持てたことに納得している様子が伺えると言えます。

注意点としては、相手にこの様子を伝えた背景から、相手にお世話になった経緯があるということです。

相手から手助けを得た結果、価値のある時間となったわけです。

ですから、この言葉の前後では、相手に対する感謝の気持ちが添えられる言い回しが表現されます。


「有意義な時間を過ごせました」の言い換え

・『贅沢な時間を過ごせました』
・『貴重な時間を過ごせました』
・『価値ある時間を過ごせました』
・『かけがえのない時間を過ごせました』
「~な時間」という表現は共通していますが、どの言い方にも「意味や価値がある」というニュアンスが含まれていることが分かります。

また、「かけがえのない」には「何物にも代えられない」といった意味があり、とても重みのある言葉となっています。

物事の重大さや価値観を見定めて、言葉選びが出来ると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「有意義な時間を過ごせました」は、相手の援助によって価値ある時間を持てたことを伝えた言葉です。

「おかげさまで有意義な時間を過ごせました」、あるいは、「有意義な時間を過ごせました。

本当にありがとうございます」
などのように、相手にお礼を述べる言葉を添えて活用される言葉です。

この言葉を使う上で大切にしたいことは、「今後に生かすこと」です。

意味や価値のある時間を得ることが出来ても、“その場かぎり”にしてしまっては、意味を成さなくなってしまいます。

貴重で価値ある「有意義な時間」を今後に生かすことが出来れば、それは「相手の苦労や手助けが有意義であったこと」への証しとなります。

それこそが、本当の意味での“感謝”に繋がるのかも知れません。