「粗利を意識しながら」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「粗利を意識しながら」とは?
「粗利を意識しながら」は、売上から原価を差し引いた額を意識していくことを言い表したものです。
「粗利」は「あらり」と読みます。
これは売上高から原価を差し引いたものです。
このようにすると、ざっくりとした利益を導出できます。
つまり、それを「粗い利益」との意味で粗利と表現できるのです。
なお、ここから間接費などが引かれていくと、営業利益という数値になっていきます。
また、ここでは「意識しながら」という表現を使用しています。
このようにすると、「粗利」を念頭におきながら何かする様子を言い表せるのです。
「粗利を意識しながら」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「粗利を意識しながら」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あるビジネスの再建をはかっていたとします。
そのビジネスでは、利益率が著しく低下していたのでした。
このような場合には、「今期は、特に粗利を意識しながら進めていきましょう」と述べるとよいでしょう。
これにより、純粋な利益部分に意識を傾けながら進めていく様子を、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「意識しながら」の使い方に注意しましょう。
これは「注意しながら」や「留意しながら」などの類似表現で代替可能です。
同じような意味ですが、違う印象を持つ表現にできるのです。
実際の状況に合わせて適した表現を選択するとよいでしょう。
「粗利を意識しながら」を使った例文
「粗利を意識しながら」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に応じた言葉を、続けて述べるようにするとよいでしょう。
・『粗利を意識しながら進めて参ります』
・『粗利を意識しながら改善を進めましょう』
・『粗利を意識しながら原価削減に取り組みましょう』
「粗利を意識しながら」の類語と敬語での言いかえ
「粗利を意識しながら」の類語と敬語を解説していきます。
「粗利を意識しながら」の類似表現
「粗利を意識しながら」の類似表現には、「売上総利益を意識しながら」があります。
「粗利」と「売上総利益」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「粗利を意識しながら」の敬語表現
「粗利を意識しながら」を敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「粗利を意識いたしながら」に言いかえできます。
まとめ
このように「粗利を意識しながら」は、売上から原価を差し引いた額を意識していくことを言い表したものです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。