「先程も述べたように」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「先程も述べたように」とは?
「先程も述べたように」は、少し前に伝えたことを繰り返す場面で使用できる言葉です。
「先程」は「少し前」のことを指し示すものです。
これは、少し前の過去を示して「先程」と表現できます。
また、「述べた」は「述べる」の過去形です。
そして「述べる」は「言う」や「発言する」との意味を持つ動詞です。
これを「述べた」と過去形にすれば、「述べる」という行為が既に発生済であることを表現できるのです。
なお、「述べたように」とすると、「述べた内容と同じ通りに」という意味の表現になります。
「先程も述べたように」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「先程も述べたように」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある会議に参加したとします。
しかし、その会議のテーマに関しては、全面的に反対の立場をとっていたのです。
このような場合には、「先程も述べたように、当社としては反対でございます」と述べるとよいでしょう。
これにより、既に述べた内容の通りであることを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「述べたように」の使い方に注意しましょう。
これは、「述べましたように」と、丁寧な表現にできます。
同じような意味でも、表現が違えば印象の違うものになるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「先程も述べたように」を使った例文
「先程も述べたように」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に合わせて、自分の意見を続けるとよいでしょう。
・『先程も述べたように、当社は反対でございます』
・『先程も述べたように、参画する意思はございません』
・『先程も述べたように、協力するつもりはありません』
「先程も述べたように」の類語と敬語での言いかえ
「先程も述べたように」の類語と敬語を解説していきます。
「先程も述べたように」の類似表現
「先程も述べたように」の類似表現には、「先刻も述べたように」があります。
「先程」と「先刻」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「先程も述べたように」の敬語表現
「先程も述べたように」を、別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「先程も申し上げましたように」に言いかえできます。
まとめ
このように「先程も述べたように」は、少し前に伝えたことを繰り返す場面で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、しっかりおぼえておくとよいでしょう。
