この記事では「先日お知らせした」について解説をします。
「先日お知らせした」とは?意味
何日か前に伝えた、という意味です。
「先日」は、つい最近の過去のある日を指します。
何日くらい前までをいうのか定義はありませんが、1か月以上も前になる場合は先日とはいいません。
「お知らせ」は、「知らせる」の連用形の「知らせ」に「お」をつけて、相手を敬う言い方にしたものです。
「知らせる」は言葉や文章で伝えることです。
動詞の連用形に「お」をつけて、その下に「する」を添えた形で謙譲の意を表します。
「した」の「し」が「する」のことです。
「た」は過去や完了の意を表します。
すでに何かは伝えられています。
「先日お知らせした」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、近い過去に伝えた事柄を話題に出すときに使用をします。
たとえば、Aという事柄について、3日前に伝えていたとします。
このAについて話したいと思っています。
そういったときに、「前に伝えたこういうことです」という意味合いで、このような言葉を使用します。
先日ではいつのことなのかわかりにくいので、具体的に何日と伝えてもよいでしょう。
「した」の部分は、「いたしました」とした方が丁寧な印象になります。
「する」の謙譲語・丁寧語が「いたす」です。
「いたします」の形で使われることが多いです。
過去に伝えているので、この場合は「いたしました」と過去の形にします。
この後には、先日に伝えた何なのかを表す言葉が続きます。
納品について話していたならば、「~納品について」のような言葉が続きます。
その他にも「先日お伝えした」という言い方もできます。
「知らせる」は、言葉や文章などの手段を使って伝えることです。
「伝える」は言葉や文章などで知らせることです。
「先日お知らせした」を使った例文
・『先日お知らせした会合について、詳しい情報をお付伝えいたします』
「先日お知らせした」の返答や返信例
この後にも話が続くはずなので、その話を聞いたり読んだりしましょう。
何が続くのかによって、返す言葉が変わります。
また、場合によっては返答をしません。
この後に、数日前に何を伝えたのかが述べられるので、先日のことを忘れていても、相手の伝えたいことはわかるはずです。
たとえば、これから行われるイベントの詳細な情報を伝えられ、イベントへの参加・不参加を尋ねられているときには、参加をする・しないを答えます。
まとめ
この言葉は、数日前に伝えた事柄を話題に出すときに使用をします。
「した」で言葉を切るのではなく、この後に言葉を続けて使います。
また、さらに丁寧な言い方にもできるので、状況にあわせて言葉遣いを変えてください。