「〇日の消印有効」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「〇日の消印有効」とは?
「〇日の消印有効」は、その日の消印が有効なことを表現したものです。
これは、「当日の消印有効」や「12月31日の消印有効」のように使用します。
「消印」は「けしいん」と読みます。
そして「消印」とは、郵便局で押すスタンプのことです。
これを切手に押す事で、その切手が使用済であることを示します。
そして、そのスタンプは日付入りになっているのです。
そのため、何月何日に郵便局で処理したかも、分かるようになっています。
そのスタンプの日付があれば効力を有することを「〇日の消印有効」という言葉で表現できるのです。
「〇日の消印有効」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「〇日の消印有効」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あるアイデアを公募することにしたとします。
それは、郵送での受付に限定して募集することにしたのです。
このような場合には、「締め切りは12月末日とし、当日の消印有効といたします」と述べるとよいでしょう。
これにより、当日の消印があれば効力を有するものとすることを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「〇日」の使い方に注意しましょう。
これは「当日」や「末日」のように抽象的な使い方ができます。
また、「12月31日」のように、具体的な日付を示す使い方もできるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「〇日の消印有効」を使った例文
「〇日の消印有効」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を付け加えて、自然な表現を作り出せるのです。
・『締め切りは当日の消印有効のようです』
・『その月の末日の消印有効となっております』
・『締め切りは、12月31日の消印有効といたします』
「〇日の消印有効」の類語と敬語での言いかえ
「〇日の消印有効」の類語と敬語を解説していきます。
「〇日の消印有効」の類似表現
「〇日の消印有効」の類似表現には、「〇日の消印効力有り」があります。
「有効」と「効力有り」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「〇日の消印有効」の敬語表現
「〇日の消印有効」を単独で敬語にはできません。
これを敬語にするには、他の言葉を付け加える必要があるのです。
たとえば「〇日の消印有効といたします」にすれば、謙譲語を使った敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「〇日の消印有効」は、その日の消印が有効なことを表現したものです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。