「大変ありがたいお話なのですが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「大変ありがたいお話なのですが」とは?
これは、相手の話を断るような場面で使用されるフレーズです。
「大変」は強調表現です。
これは、続く言葉の程度を強めるために使用されます。
つまり、ここでは「ありがたい」という感情の程度を強める目的で使用されているのです。
また、「ありがたいお話」とは、自分にとって「嬉しい話」や「好ましい話」を意味します。
しかし、語尾に「なのですが」を付与しているため、その「ありがたい話」に応じないことが推察されます。
つまり、相手の話を断るような結論が、続けられると分かるのです。
「大変ありがたいお話なのですが」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスでこの言葉を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある企業が協業を持ちかけてきたとします。
しかし、そのような話には、応じる事ができないのでした。
このような場合には、「大変ありがたいお話なのですが、当社ではご協力いたしかねます」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手の話をありがたく思いながらも、上手に断る事ができるのです。
この言葉を使用する際には、「お話なのですが」の使い方に注意しましょう。
これは「お話ではございますが」で置き換えて使用できます。
同じ意味の言葉でも、少し違う印象の表現にできるのです。
実際の状況に応じて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「大変ありがたいお話なのですが」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に見合った結論を付け加えると、自然な文章にできるのです。
・『大変ありがたいお話なのですが、今回は辞退いたします』
・『大変ありがたいお話なのですが、お断りしたいと思います』
・『大変ありがたいお話なのですが、この度は諦めたいと考えております』
「大変ありがたいお話なのですが」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「大変ありがたいお話なのですが」の類似表現
この言葉の類似表現には、「とてもありがたいお話なのですが」があります。
「大変」と「とても」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「大変ありがたいお話なのですが」の敬語表現
この言葉を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「大変ありがたいお話ではございますが」に言いかえできます。
まとめ
このように「大変ありがたいお話なのですが」は、相手の話を断るような場面で使用されるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
