「こちらの都合で申し訳ないのですが」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「こちらの都合で申し訳ないのですが」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「こちらの都合で申し訳ないのですが」の意味を分かりやすく説明していきます。

「こちらの都合で申し訳ないのですが」とは?

「こちらの都合で申し訳ないのですが」とは、「目上の立場の人へ、ある事柄を一方的に変更することへのお断りの言葉」です。

既に決まっていた事柄に対し、何らかの悪い条件ができたために、一方的に内容を変更することを、相手に謝罪しながら承諾してもらう時に使われます。

「こちらの都合で申し訳ないのですが」は丁寧語ですが、ビジネスで目上の相手に対して使う時には更に丁寧に「こちらの都合で大変申し訳ございませんが」と言い換えた方が良いでしょう。

「こちらの都合で大変申し訳ございませんが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意

「こちらの都合で大変申し訳ございませんが」を使う主なシーンは以下の通りです。

1つ目は「会議などイベントの日時を変更する場合」で、相手がスケジュールを変更せざるを得ない時に使われます。

2つ目は「取り引きの内容を変更する時」で、注文の内容や日程など変更のお願いをする時に使われます。


「こちらの都合で大変申し訳ございませんが」の言葉の使い方や使われ方

「こちらの都合で大変申し訳ございませんが」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『こちらの都合で大変申し訳ございませんが、会議の開始時間を30分遅らせることをご了承ください』
・『こちらの都合で大変申し訳ございませんが、弊社は来年度より社名を変更いたしますので、何卒ご了承ください』

「こちらの都合で大変申し訳ございませんが」の類語や言いかえ

「こちらの都合で大変申し訳ございませんが」の類語や言いかえは以下の通りです。

「こちらの都合で大変恐縮ですが」

「恐縮」「相手に迷惑をかけてしまった時や、相手から親切にされた時に、「申し訳なくて身が縮む思い」という意味を伝える言葉です。

「勝手を申しまして大変申し訳ございませんが」

「勝手」「他人のことは考えず、自分のしたいようにふるまうこと」という意味です。

「こちらの都合で大変申し訳ございませんが」の英語表現

「こちらの都合で大変申し訳ございませんが」の英語表現は以下の通りです。

“Thank you for your best understanding”

海外では日本と文化が違い、ビジネスで相手に謝罪することは滅多にありません。

謝罪すると負けに繋がるという意識が強く、「お礼」に言い換えることがほとんどです。

まとめ

今回は「こちらの都合で大変申し訳ございませんが」について紹介しました。

ビジネスや日常で正しく使える様に覚えておきましょう。