「お品書き」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「お品書き」とは?
「お品書き」は、商品の名前を書き連ねたものを意味する言葉です。
これは、「メニュー」と表現される場合が多いと言えます。
飲食店などで、注文できる品物と値段が記載されたものを「メニュー」と呼びます。
これは、英語の「menu」がカタカナ言葉になったものです。
そして「menu」は、「料理の品目を示した表」などの意味に翻訳される言葉なのです。
これを日本語にしたのが「お品書き」です。
ここでは接頭語の「お」を用いていますが、「お品書き」で一つの単語と考えるとよいでしょう。
接頭語を除去して「品書き」のように使用するケースは非常に少ないのです。
「お品書き」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「お品書き」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、上司と飲食店に入ったとします。
すると、卓上にメニューが置かれていなかったのです。
このような場合には、「よろしければ、お品書きをお持ちしましょうか」と述べるとよいでしょう。
これにより、メニューのことを上手に言い換えて、相手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「お品書き」の使い方に注意しましょう。
これは、「メニュー」のほうが一般的な呼び名になっています。
どちらも同じ意味ですが、使われる頻度は「メニュー」のほうが高いのです。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶようにするとよいでしょう。
「お品書き」を使った例文
「お品書き」を使った例文を挙げます。
例文のように、「お品書き」に見合った内容の言葉を続けると、自然な表現を作り出せるのです。
・『お品書きが見当たりません』
・『お品書きに書いてありました』
・『お品書きをお持ちしましょうか』
「お品書き」の類語と敬語での言いかえ
それでは「お品書き」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「お品書き」の類似表現
「お品書き」の類似表現には、「メニュー」があります。
「お品書き」と「メニュー」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「お品書き」の敬語表現
「お品書き」を、別な敬語表現に言い換える事はできません。
これを敬語にする場合は、他の言葉で表現するのです。
たとえば、「お品書きをお持ちいたします」にすれば、謙譲語の「いたす」を用いた敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「お品書き」は、商品の名前を書き連ねたものを意味する言葉だと言えます。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。