「度々のご連絡となり恐縮ですが」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「度々のご連絡となり恐縮ですが」とは?
はじめに「度々のご連絡となり恐縮ですが」の意味を解説していきます。
「度々の」は「たびたびの」と読みます。
これは「何度も、再三の」という意味を持つ言葉です。
また、「恐縮です」は「申し訳なく思うさま」を表す言葉になっています。
これらのことから、文章全体としては「再三の連絡になり申し訳ないが」という意味になります。
ここの内容を丁寧な表現にすると「度々のご連絡となり恐縮ですが」になるのです。
「度々のご連絡となり恐縮ですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「度々のご連絡となり恐縮ですが」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、取引先の相手から契約請書が届いていなかったとします。
月末までに処理が必要なため、何度も連絡しているのですが、返答がありません。
このような場合には、メールに「度々のご連絡となり恐縮ですが、契約請書の件についてご連絡願います」と記載するとよいでしょう。
この言葉を使う場合の注意点は、相手に与える印象です。
初回の連絡の場合は、もちろん使用できません。
しかし、たとえ二回目であっても度々と表現されると、嫌な印象を持つ人もいるでしょう。
使う場合は十分に注意することをお勧めします。
「度々のご連絡となり恐縮ですが」を使った例文
ここでは「度々のご連絡となり恐縮ですが」を使った例文を挙げていきます。
「ですが」に続ける言葉は、こちらから相手に対しての依頼や要望です。
このような使い方が一般的な用法と言えるでしょう。
・『度々のご連絡となり恐縮ですが、期日までにご返信ください』
・『度々のご連絡となり恐縮ですが、対応よろしくお願いします』
・『度々のご連絡となり恐縮ですが、一度訪問いたしたく』
「度々のご連絡となり恐縮ですが」の類語や敬語での言いかえ
それでは「度々のご連絡となり恐縮ですが」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「度々のご連絡となり恐縮ですが」の類似表現
まず「度々のご連絡となり恐縮ですが」の類似表現について解説します。
「度々の」は「再三の」と言い換えるができます。
表現は異なりますが、意味としては概ね同じになります。
「度々のご連絡となり恐縮ですが」の敬語表現
つぎに「度々のご連絡となり恐縮ですが」を別の敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「度々のご連絡となり申し訳ございませんが」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「度々のご連絡となり恐縮ですが」という表現は、相手に対する遠慮を表す言葉です。
しかし「度々の」という表現について、悪い印象を与えてしまう可能性もあるので、注意して使用しましょう。