「多大なお付き合いを頂き」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「多大なお付き合いを頂き」とは?
「多大なお付き合いを頂き」は、付き合ってもらったことを強調して表現した言葉です。
「多大な」は、続く言葉を強調するような意味で使用できます。
これは「多くて大きいこと」を意味しており、程度を表す言葉になっているのです。
また、「お付き合い」は「付き合う」という動詞が変形したものです。
これを名詞化して接頭語を付けたのが「お付き合い」という言葉なのです。
つまり、「付き合うこと」と「お付き合い」は同じような意味だと言えます。
なお、「付き合う」は「行動を共にする」や「親しく交際する」などの意味があります。
これに謙譲語の「頂き」を組み合わせれば、相手への敬意を示す表現にできるのです。
「多大なお付き合いを頂き」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「多大なお付き合いを頂き」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある取引先に懇意にしてもらったとします。
そして、その付き合いに対して感謝の気持ちを伝える事にしたのです。
このような場合には、「多大なお付き合いを頂き、心より感謝申し上げます」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手から付き合ってもらったことに、感謝の気持ちを表明できるのです。
この言葉を使用する際には、「お付き合いを頂き」の使い方に注意しましょう。
これは「お付き合い頂き」に言い換えても成立します。
ここでの「を」は冗長になっているとも言えるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「多大なお付き合いを頂き」を使った例文
「多大なお付き合いを頂き」を使った例文を挙げます。
例文のように、感謝の言葉を続けて述べると、自然な表現を作り出せるのです。
・『多大なお付き合いを頂き誠にありがとうございます』
・『多大なお付き合いを頂き心より感謝申し上げます』
・『多大なお付き合いを頂き本当にありがたく思います』
「多大なお付き合いを頂き」の類語と敬語での言いかえ
「多大なお付き合いを頂き」の類語と敬語を解説していきます。
「多大なお付き合いを頂き」の類似表現
「多大なお付き合いを頂き」の類似表現には、「大変なお付き合いを頂き」があります。
「多大な」と「大変」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「多大なお付き合いを頂き」の敬語表現
「多大なお付き合いを頂き」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「多大なお付き合いを賜り」に言いかえできます。
まとめ
このように「多大なお付き合いを頂き」は、付き合ってもらったことを強調して表現した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
