「断念することにしました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「断念することにしました」とは?
「断念することにしました」は、「あきらめることにした」と同じ意味で使用できる言葉です。
「断念」は「あきらめること」と同義と言えます。
「断念」は名詞ですが、「あきらめる」は動詞です。
そのため、「断念」を「あきらめる」で表現する場合には、「こと」を付与します。
また、「しました」は「する」と「ました」で構成されています。
そして「ました」は、丁寧語の「ます」を過去形にしたものです。
これらのことから、「断念することにしました」が、「あきらめることにした」や「あきらめた」と同じ意味である事が分かるのです。
「断念することにしました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「断念することにしました」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが新しい計画を立てていたとします。
しかし、計画を立ててる間に状況が変わり、実現性のない計画になってしまったのです。
このような場合には、「今回の計画は、断念することにしました」と述べるとよいでしょう。
これにより、計画をあきらめる様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「することにしました」の使い方に注意しましょう。
「する」も「しました」も、同じ「する」という動詞がベースになっています。
一文中で同じ動詞が二回登場すると、文章が違和感のあるものになってしまうのです。
「断念しました」や「断念することになりました」など、「する」が重複しない表現に言い換えることをおすすめします。
「断念することにしました」を使った例文
「断念することにしました」を使った例文を挙げます。
例文のように、先に気持ちや状況などを述べるようにすると、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『今回の計画は、断念することにしました』
・『残念ではございますが、今回ばかりは断念することにしました』
・『悔しい気持ちでいっぱいですが、断念することにしました』
「断念することにしました」の類語と敬語での言いかえ
「断念することにしました」の類語と敬語を解説していきます。
「断念することにしました」の類似表現
「断念することにしました」の類似表現には、「あきらめることにしました」があります。
「断念する」と「あきらめる」は、同じような意味で使用できる類似表現なのです。
「断念することにしました」の敬語表現
「断念することにしました」を敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「断念いたしました」に言いかえできます。
まとめ
このように「断念することにしました」は、何かをあきらめる場合に、使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。