「なりがちです」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「なりがちです」とは?
「なりがちです」は、何かになる傾向が強いことを言い表した言葉です。
たとえば、「このような計画は、上手く行かなくなりがちです」のように使用します。
これによって、「上手く行かなくなる」という事が多いこと、もしくはその傾向が強いことを表現できます。
この「なりがち」という言葉には、「なることが多い」は「なる傾向が強い」という意味があるのです。
なお、これはネガティブな事象に使用されることが多いと言えます。
望まない結果になりやすいことを。
「なりがち」という言葉で表現できるのです。
なお、ここでは語尾に「です」を使って、丁寧な言葉遣いにしています。
「なりがちです」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「なりがちです」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、新入社員に指導していたとします。
しかし、その新入社員はモチベーションが下がっているのでした。
このような場合には、「入社した直後は、誰もが会社を辞めたくなりがちです」と述べるとよいでしょう。
これにより、辞めたくなる傾向が強いことを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「なりがちです」の使い方に注意しましょう。
これは、「なりがちでございます」のように丁寧な言葉遣いにする事も可能です。
どちらも同じいみですが、丁寧さの程度に違いが生じるのです。
実際の状況に応じて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「なりがちです」を使った例文
「なりがちです」を使った例文を挙げます。
例文のように、「なりやすい」と同じような意味で使用すると、自然な使い方ができるのです。
・『入社直後は、仕事を辞めたくなりがちです』
・『このような計画は、上手く行かなくなりがちです』
・『体調が崩れると、仕事を休むようになりがちです』
「なりがちです」の類語と敬語での言いかえ
「なりがちです」の類語と敬語を解説していきます。
「なりがちです」の類似表現
「なりがちです」の類似表現には、「なりやすいです」があります。
「なりがち」と「なりやすい」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「なりがちです」の敬語表現
「なりがちです」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「なりがちでございます」に言いかえできます。
まとめ
このように「なりがちです」は、何かになる傾向が強いことを言い表した言葉だと言えます。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。