「不慣れな点もございますが」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「不慣れな点もございますが」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「不慣れな点もございますが」について解説をします。

「不慣れな点もございますが」とは?意味

慣れない部分もあるけれど、という意味です。

「不慣れ」は、慣れていないことや、そのさまをいいます。

慣れるは、経験を重ねるなどして、その物事をうまくできるようになることです。

「不」で打ち消しているので、「不慣れ」は経験などが少なく、うまくできないという意味になります。

「点」は、ところという意味です。

「ございます」「ある」の意の丁寧語になります。

「が」は、前に述べた事柄と後に述べる事柄の内容が反対であるときに用いる語です。

この後には言葉が続きます。

「不慣れな点もございますが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、あいさつの際や、物事をはじめるときに使用をします。

たとえば、ある仕事を任されたとします。

この人はまだ経験が少なく、任された仕事の分野に関して、熟練者というほどできません。

人は、不慣れなことに対して尻込みしてしまうものです。

しかし、この人はやってみようという気持ちを持っており、その物事に取り組む決心をしました。

やってはみるものの、「自分はうまくできないところがあるかもしれない」そのようなときに述べる言葉です。

「が」の後には、前に述べた事柄とは反対の意の言葉が続きます。

不慣れならば、その物事に取り組むのはやめることでしょう。

しかし、この後には反対の意の言葉が続くので、「物事に頑張って取り組みます」という意の言葉が続きます。

頼まれた事柄を断るときには、このような言い方はしません。

断る場合ならば、「不慣れなため、お断りさせていただきます」のような言い方になります。


「不慣れな点もございますが」を使った例文

・『不慣れな点もございますが、力を尽くして取り組んでまいります』

「不慣れな点もございますが」の返答や返信例

慣れないところがあるけれど、ある物事に取り組もうという前向きな姿勢でいます。

その姿勢を応援してあげるとよいでしょう。

応援されていると思うと、ますます頑張ろうという気持ちになります。

相手のやる気を削ぐような言葉をかけるのは望ましくありません。

また、不慣れでうまくできないだろうと思っても、そのことは口に出さないようにしましょう。

たとえ慣れていなくても、応援することでやる気が高まり、うまくできるようになるかもしれません。

まとめ

この言葉は、自分が物事に慣れていないときに使用をします。

慣れていないけれど頑張ろうという気持ちを示すときに用いられることが多いです。

誰でも最初はうまくできません。

それでも、経験を重ねていくことで上達していくことでしょう。