この記事では「ご来社を心よりお待ちしております」という言葉について説明していきます。
「ご来社を心よりお待ちしております」とは?
取引先の相手、来客、面接をする人、新入社員などの来社を待っている、歓迎しているという意味の言葉です。
一般の社員にはほぼ使われない言葉となっています。
言葉としては人以外にも使えないことはなく、キャラクター、ロボット、人が管理する動物などであれば使うケースはあります。
ご来場、ご来店などと言いかえることでより多くのシチュエーションに対応できますが、来社である場合は会社のみで使うことになります。
「ご来社を心よりお待ちしております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ご来社であり、ご来店ではないため、店舗では使われない言葉と言えます。
会社が運営している工場に関しては来社で問題ないと言えるでしょう。
電話や電子メール、手紙でも使われることのある言葉で、口頭で直接伝えるケースは会社以外の場で行われるため、やや少ないともいえます。
店舗による接客ではほぼ使われない言葉です。
「ご来社を心よりお待ちしております」を使った例文
・『それでは4月5日午後2時のご来社を心よりお待ちしております』
面接、面談のスケジュールを決めたケースでの使い方です。
電話か電子メールでの伝え方が基本となるでしょう。
・『ご家族の皆様のご来社を心よりお待ちしております』
会社主催の従業員の家族向けのイベントというケースの使い方です。
頻繁に使われることはありません。
・『これから仲間になる皆さんのご来社を心よりお待ちしております』
新入社員に向けた挨拶としてのケースです。
手紙というスタイルが多くなるといえます。
「ご来社を心よりお待ちしております」の類語や敬語での言いかえ
店舗においての「ご来店」学校においての「ご来校」イベントスペース中心に使われる「ご来場」は類語ということができます。
また、「ご来社を心よりお待ちいたしております」という言葉もより丁寧な類語と言えます。
「ご来社を心よりお待ちしております」の類似表現
「会社でお会いできることを楽しみにしております」という系統の言葉も類語と言えるでしょう。
「ご来社を心よりお待ちしております」の敬語表現
ご来社を心よりお待ちしておりますの時点で敬語で、目上の人の来客にも使うことができます。
「ご来社を心よりお待ちしております」の返答や返信例
よろしくお願いいたしますという意図を伝える返答が一般的で、日付の確認をすることもあります。
まとめ
ご来社を心よりお待ちしておりますという言葉は来客や新入社員への来社というケースで使われ、日常ではないシーンということになります。
ややめでたい部分も含まれていると言えるでしょう。