この記事では「サマリーを後ほどお送りします」について解説をします。
「サマリーを後ほどお送りします」とは?意味
概要を後で届くようにします、という意味です。
「サマリー」には概要という意味があります。
物事の重要なところをまとめたもののことです。
「後ほど」は、時間的に少しあとという意味です。
時間的にどれくらい経ったときをいうのか定義はなく、数分後のこともあれば、数時間後、明日ということもあります。
「お送り」は「送る」に「お」をつけて、敬意を表す言い方にしたものです。
「送る」の連用形が「送り」です。
動詞の連用形に「お」をつけて、その下に「する」を添えた形で、謙譲の意を表し、その動作が及ぶ相手に敬意を表します。
「します」の「し」が「する」のことです。
「ます」は敬意を表す語です。
「サマリーを後ほどお送りします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何らかの物事の概要を後で送ることを知らせる際に用います。
ある事柄についての資料を作成したとします。
この資料は分量が多いので、すべてをメールで送ることはできません。
そこで、内容をおおまかにまとめたものを送ることにしました。
しかし、今すぐにというわけにはいきません。
そのような場面で使用をする言葉です。
サマリーは概要という意味で、資料についてだと、資料の内容をまとめたもののことをいいます。
資料すべてのことではありません。
「送る」は、相手のところに届くようにすることで、メールで届くようにすることも、郵便や宅配で届くようにすることもいいます。
そのため、メールを使う場合も、郵便や宅配を使う場合も、この言葉を使うことができます。
「お送りします」の部分は、「お送りいたします」とも表現できます。
「いたす」は「する」の謙譲語・丁寧語で、「いたします」とした方が丁寧な印象になります。
「サマリーを後ほどお送りします」を使った例文
・『サマリーを後ほどお送りします。後ほどご確認をお願いいたします』
「サマリーを後ほどお送りします」の返答や返信例
後でサマリーが送られてくるはずなので、届いたら確認をしてください。
サマリーの内容でわからない部分があったら、その部分について尋ねます。
自分が上の立場の場合、修正した方がよい箇所があったら指摘をします。
修正をすることで、よりよいものになることが期待できます。
まとめ
この言葉は、少し時間が経ってから概要を送ることを伝えるものです。
今すぐにはできないけれど、後で送るときに用います。
「します」は「いたします」とした方が丁寧な印象になるので、状況にあわせて言い方を変えてみてください。