この記事では「後回し」について解説をします。
「後回し」とは?意味
順番を後にするという意味です。
「後」には、ある時点からのち、ある基準に従って並べた順番の終わりの方という意味があります。
「回し」は、人や物や事柄を順に移したり送ったりすることです。
「後回し」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、物事の順番を後にするときや、順番を後にしてはいけないときに使用をします。
何を「後回し」にするのかわからないので、何についてなのかをこの前に述べます。
また、順番を後にしてもよいのか、後にしてはいけないのかこれだけでは判断できないので、それについても述べます。
たとえば、AさんがBさんに頼み事をしたとします。
このとき、Bさんには他にもやるべき事柄がたくさんある状態でした。
Aさんが頼んだ事柄は急ぎではありません。
Bさんが忙しそうにしているのを知り、Aさんは自分が頼んだ事柄は後にしてもらってもよいと伝えることにしました。
後にすればBさんの負担が減ることでしょう。
このときに「後回しにしてもらっても構いません」のような使い方をします。
順番を後にされては困るときは、「後回しにしないでください」のように使います。
しかし、「ください」を使うと命令をしているように感じられて、相手を不快にさせる可能性があります。
「〜お願いします」「すぐに行ってもらえると幸いです」のような伝え方をした方が、「ください」を使った伝え方よりも柔らかく感じられます。
「後回し」を使った例文
・『それは後回しでもよいです』
「後回し」の返答や返信例
その物事を行う順番を後にしてもよいと伝えられたときは、それはすぐに行わなくてもよいです。
他にやるべき事柄があるなら、そちらを優先しましょう。
その事柄を行う順番を後にしてはいけないと伝えられたときは、その事柄をすぐに行わなければなりません。
早く終えて欲しい事柄なのでしょうから、優先的に行いましょう。
何を優先して行うべきなのか、何が後でも差し支えがないのか判断をして物事を行うようにします。
すぐに終えるべきもの、後になってもよいものがあるので、判断をしましょう。
まとめ
この言葉は、物事を行う順番が後になってもよいときや、後になってはいけないときに用いるものです。
この前後に言葉をつけて、何についてなのか、後になってもよいのか悪いのかを伝えましょう。