この記事では「途中経過ではありますが」について解説をします。
「途中経過ではありますが」とは?意味
物事の途中の状況ではあるけれど、という意味です。
「途中経過」には、物事の途中の段階の状況、物事の進み具合という意味があります。
「途中」は、物事が達成するまでの間という意味です。
「経過」は物事の進行や変化の具合をいいます。
「では」は、前に述べた事柄を受けて、それを踏まえて後に述べる事柄へと導く言葉です。
また、~においては、~でという意味で用いられることもあります。
「あります」の「ます」は敬意を表す語の「ます」のことです。
「途中経過ではありますが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、物事が進行している最中のある段階を伝える際に使用をします。
物事はまだ達成していません。
達成したその結果を伝えるのではなく、はじめから終わりまでのある段階を伝えるときに用いるものです。
たとえば、プロジェクトを進行させているとします。
はじめの状態を0、達成した状態を10とします。
今は4の段階です。
まだ達成していないので、途中の状態といえます。
そのときの状態を伝えるときにこのような言葉を使用します。
「ますが」の後には言葉を続けます。
続く言葉は、今の状況を伝えるものであることが一般的です。
今どのような状況になっているのかを詳しく伝えましょう。
途中の状態であっても、報告をすることは重要です。
報告をすることで上の立場のものは現在の状況を把握することができ、適切な指示を出すことができます。
また、報告を求められていなくても、問題があったときにはすぐに伝える必要があります。
問題があったことを報告し、適切な対応を取りましょう。
「途中経過ではありますが」を使った例文
・『途中経過ではありますが、現在の状況をご報告いたします』
「途中経過ではありますが」の返答や返信例
途中経過が伝えられるはずなので、その内容を聞いたり、読んだりしてください。
その状況にあわせて指示を出します。
問題がないようならば、これまでと同じように作業を進めてもらうことになるでしょう。
報告された経過から問題点を発見した場合は、よい方向に進むように改善していく必要があります。
些細なことだからと放置していると、いずれ大きなものとなるので、小さな問題でも見つけたときに対処をすることが望ましいです。
すぐに対処をすることで、大きな問題を防ぐことにつながります。
まとめ
この言葉は、途中の状況を伝える際に用いるものです。
途中の状況であっても、こまめに報告をすることは大切です。
今どのようになっているのか、詳しく伝えましょう。