「入荷のめどが立っておりません」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「入荷のめどが立っておりません」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「入荷のめどが立っておりません」について解説をします。

「入荷のめどが立っておりません」とは?意味

いつ入荷するのかわかりません、入荷の見通しが立っていません、という意味です。

「入荷」には、市場や店などに品物が入ることという意味があります。

「めどが立って」「めどが立つ」のことで、実現や解決の予測がつくという意味です。

「ておりません」は、「ております」「ません」で打ち消しています。

「ております」「ている」の丁寧な表現で、現在の状態を表します。

「ません」は丁寧な打消しの表現です。

「入荷のめどが立っておりません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、いつ入荷するのかわからないことを、お客さまなどに伝える際に使用をします。

ある商品が品切れとなっており、お客さまからいつ入荷するのかという問い合わせがありました。

店には在庫がまったくなく、入荷をするのを待っている状態です。

しかし、在庫を確保することが難しい状況で、いつ商品が店に入ってくるのかわかりません。

見通しが立っていないのです。

そのことをお客さまに伝える際に、このような言葉を使用します。

文章で伝える場合、「めど」は漢字で「目処」と書きます。

しかし、平仮名で書いたからといって失礼にはなりません。

いつ入荷をするのかはっきりせず、お客さまに迷惑をかけるので、謝罪の言葉も述べることが望ましいです。

入荷をしないのは店側の責任ではないかもしれませんが、謝罪をしましょう。

そうすることで、お客さまの不快感が軽減することが期待できます。


「入荷のめどが立っておりません」を使った例文

・『入荷のめどが立っておりません。お客さまにはご不便をおかけしまして、申し訳ありません』

「入荷のめどが立っておりません」の返答や返信例

自分が客として問い合わせをして、それに対する回答の場合は、返答をする必要はありません。

問い合わせへの回答をもらったけれど、まだ質問したいことがあるならば、再度問い合わせをしてください。

電話での問い合わせの場合は、時間帯に気をつけましょう。

店などによっては、対応の仕方への評価が求められることがあります。

任意のアンケートですが、回答できるようなら答えておくとよいでしょう。

いつ入荷するのかわからず、迷惑に感じるかもしれませんが、店側を非難することは好ましくありません。

まとめ

この言葉は、商品入荷の問い合わせをもらったときに使用をします。

店側としても、いつ商品が店に入ってくるのかわからないことがあります。

店に入る日がはっきりしていないときには、適当な答えをするのではなく、わからないということを伝えましょう。